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【葬儀社の営業方法とは?】ご遺族はどのような理由で葬儀社を選ぶのか?

皆さんの家の近所にも葬儀会館は比較的近くにあるのではないでしょうか?

昔は「集会所」「自宅」「お寺」などでお葬式を行っていたことが多かったのですが、今では近所にある「葬儀会館や斎場」でお葬式を行う方がほとんとです。

特に都市部のお葬式の大半が、「葬儀会館や斎場」で行われています。

一方で葬儀社は「どのような方法で自社の営業・告知を行っているのでしょうか?」

葬儀社の「営業」といってもあまりピンとこないのではないでしょうか?

その一部を紹介させて頂きます。

元々葬儀社の「会員」であった

もっとも多い理由は「元々葬儀社の会員」に登録を行っていたから、お葬式の依頼を決めたと仰るご遺族が多いです。

依頼者となるご家族が登録を行っている場合もあれば、亡くなった故人が登録を生前に行っていた場合もあります。

葬儀社の会員に登録を行うと、ほぼどの地域の葬儀社も「葬儀費用が割引」をされる特典があります。

割引額は会社によって異なり「数万円~50万円近く」割引を行う葬儀社もあります。

ただし、全国ほどんどの葬儀社が「葬儀が発生する事前での登録」を必要としております。

葬儀社の会員も
「冠婚葬祭互助会」
「専門葬儀社」
「JA・生協」
「葬儀紹介ポータルサイト」

など、同じお葬式を扱う会社でも「会員の仕組みは異なります」

自身や家族がどこかの葬儀社に登録されていないか、確認をしておきましょう。

新聞の折り込みチラシを見て依頼

インターネットが主流の世の中といっても、意外と新聞の折り込みチラシを行っている葬儀社は多く、実際にチラシを見たとの話から「お葬式の依頼」に繋がります。

ご年配の方が喪主になることが多く、ネットなどの操作が苦手な方が多い年代にはチラシが有効です。

またチラシは主婦の方がよく確認されているため、目につきやすいメリットがあります。

折り込みチラシは従来より葬儀社の営業手法の一つとして有効と言われております。

インターネットからの検索

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近年の葬儀社検索の主流は「インターネットからの検索」です。

スマートフォンやパソコンなどで素早く検索をすることができ、ご年配の方でもスマートフォンで検索をされる方がいらっしゃいます。

病院や老人ホームなどの施設からでも、すぐに検索をしてお迎えの手配を行うご遺族も増えました

Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで「葬儀 依頼」「葬儀 相談」などのワードから検索をされる方や、近所の葬儀社名を把握されている方なら、その葬儀社名を直接検索し、依頼を行う方もいます。

また近年では「Googleの口コミ」や「葬儀社紹介サイト」から、葬儀依頼を行うご遺族や相談者が増えております。

自身の自宅、実家の近所の葬儀社も「スマートフォンやパソコン」で検索が出来るため、近くの葬儀社が全くわからない状態でもすぐに検索することができます。

「近所」に葬儀会館・葬儀社があると元々認識している

近所に葬儀会館があるから、移動をしなくても済むという理由で葬儀社を選ばれる方もいらっしゃいます。

結婚式と違い、葬儀会館は家の近くで行う方が多いです。

参列を行う人も「近所」の方が多いという理由で、自宅から比較的近い葬儀会館を選ばれる傾向があります。

※東京などのように「公共機関が発達している」街では、自宅近くの鉄道駅の沿線で葬儀場を検索される方もいらっしゃいます。

また、街中の火葬場に葬儀場が併設されている斎場・寺院が管理する葬儀会館、公営・民営の葬儀場(斎場)などを利用することも多いです。

そのため、東京・大阪などの大都市圏に住む方は、必ずしも「自宅の近所でお葬式を行わない」場合も多いです。

病院に出入りを行っている葬儀社に葬儀依頼

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かつて多くの病院では「指定葬儀社」と呼ばれ、病院でお亡くなりになると、葬儀依頼になるかならないのかは関係なく、霊安室までお連れする「指定葬儀社」がありました。

現在でも一部の病院では、この制度が残っております。

特に東京近郊の大きな病院では、指定葬儀社を多く見かけ、病院などに葬儀社の名簿が置いてあることがよくあります。

そのため、この際に出会った葬儀社のスタッフに「葬儀依頼をお願いする」ということもあります。

しかし、現在では「葬儀社が出入りする病院が従来と比べて減っています」

病院などからでも自身のスマートフォンなどで、葬儀社のインターネット検索を行えるようになったことで、葬儀社の検索が簡単になったからです。

寺院・近所・企業・組合・老人ホームなどからの紹介

葬儀社は企業や組合、老人ホームなどの施設への営業も行い、これらの団体・施設からお葬式依頼の紹介を頂くことがあります。

ご遺族が故人が生前施設などでお世話になった関係者の方に、葬儀社の繋がりがないかをお尋ねすることがあり、その方からの紹介で葬儀社は葬儀依頼が発生する流れです。

「お世話になっている」からの葬儀社の紹介ということで、安心して葬儀依頼を行う方も一定数いらっしゃいます。

大事なのは故人・家族の状況を事前確認しておくこと

危篤の方であっても、いつお亡くなりになるかは誰も予想がつきません。

急に葬儀社を選ぶことになった場合、どの判断基準で葬儀社を選べば良いのか悩んでしまう方がほとんどです。

故人・家族の状況を確認し、事前に葬儀社を調べておくことはとても大事です。

各家庭によって「状況が違う」からこそ、事前の確認は大事なことなのです。

こちらは主に寺院、介護施設、行政への寄付等、またコミュニティ運営費として活用させて頂きます😌