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わたしがnoteを書く理由

ふと、わたしがnoteを書こうと思った理由を振り返ってみた。

癌になって自分を見つめ直したい、自分を変えるきっかけになればと思ったことがひとつ。


もうひとつ、同じ病気の人の役にたちたいと思ったから。


わたしが癌になったのは6年前の28歳の時。

誰かに相談をしたくても、同じような年齢の人もいないし、悩みをわかちあえるような存在もいなかった。


闘病ブログをみると、厳しい現実にふれることが多く、みていてとても苦しくなったし、怖くなった。

癌の本も何十冊も読みあさったけど、実際の患者さんが書いた本はまだまだ少なく、あったとしても私と年代が離れている方の本が多かった。


ウィッグってどこで選んだらいいの・・・?
妊娠できないかもしれない・・・
友達とどう付き合っていけばいいの・・
仕事は・・・・??


笑ってもいいの?
泣いていればいいの??

それすらもわからなくてただ一人で泣いている毎日だった。


6年前の自分と今会えるのならば、まずぎゅって抱きしめてあげたい。

大丈夫、ひとりじゃないよ。と言ってあげたい。

それで、これはこうした方がよかったよとか、これはしてよかったよって伝えてあげたい。


そんな6年前のわたしみたいに、ひとりぼっちで悩んでいる人が世の中にはいるんじゃないかと思った。

それがどれだけ辛いことかがわかるから、そんな方にとってほんの1ミリでもいいから力になれたり、ほっと一息ついてもらえたらなと思った。

偽善者みたいだけど、本当にそう思ってる。

だから、6年まえのわたしに届けるようにこれからもnoteを続けてみようと思ってる。

いつか誰かに届くかもしれないから。



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