一人百人一首〜七夕〜

織姫の願いも虚しくしとしとと14ミリの雨音響く

彦星よ義理の親父を踏みつける勇気もないならそれまでなんだよ

あなたなら私をどこかへ連れ去ってくれると思ったそんな七夕

他愛もない仕草も癖も横顔も永遠にきらめく北斗七星

わたくしはどこかで待っておりますと伝えることのできない哀しさ

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