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宇宙と比べたらそりゃあ何でも小さいよ、の話。

死ぬまでにやりたいことシリーズから脱線。
自分を宇宙と比較することについて書きます。

何かに悩んでいたり、困っていたら、何かについて考えているときに、
「宇宙規模で考えたら自分の悩み/困りごとなんてちっぽけだ」
っていうセリフ、映画とかドラマ(わたしはドラマ全然見ないけど)で聞くことがある。
なんだろう。青春時代の悩みとかかな?

たしかにそうだな、と思う。
ひろーーい宇宙の中の、地球という星の、人間の中の1人である自分の悩みや考え事。
たしかに小さい。小さすぎる。

自分の悩みや直面している問題を大きな視点から見ると、小さな事で悩んでいたなと、はっと気づくことはある。

「こんな小さな事でくよくよしていたなんて!
気にするのやめた!」
と思って、また前を向くことができるようになる。


でも、もちろん悩みや問題の中身によるけれど、この気づき自体で悩みや問題を根本的に解決することは少ないんじゃないかなーと思う。

“間違ったポジティブ”みたいな感じで、悩みや直面している問題から一時的に目を逸らしているだけな気がする。結論を出すことが怖いから、そのタイミングを遅らせているだけ。

その場合、宇宙と比較しても、またその問題がきっと目の前に再び現れる。

例えば、
「あの人わたしのこと嫌いかもな。」
ということを気にしていたとする。
これは究極のところ自分がコントロール出来ることではなくて、相手が自分のことをどう思うかの問題(相手が決めること)だから、宇宙規模で考えたときに
「いやー、ちっぽけな悩みだったな。
そもそも、自分のことが好きか嫌いかなんて、相手が決めることで、自分はその意思決定には基本的には関与できないよな。考えるのやめた!寝る!」
って思うのは、納得できる気がする。
(嫌われる勇気 にもこんなこと書いてあった気がする)

宇宙と比較の失敗パターンは、
「あー、今日も仕事で失敗しちゃったな。
(あきらかに自分のミス、自分の知識不足、自分が原因の失敗)」
ということを気にしていたとする。
これは宇宙規模で考えて、
「ほんとにちっぽけな悩みだった!
くよくよしても仕方ないよな!もう寝よう!」
で終了するのはちょっと違うんじゃないかなと思う。
いやいや、理解を深めるために勉強しなよ!
今度からどうすれば失敗しないか考えなよ!

宇宙と比較の失敗パターンだったら、たしかに自分の心を一時的に楽にして、眠りにつける。
でも根本的な解決ではないし、おそらくまた同じミスを繰り返す。
ネガティブな気持ちでいると、さらに負の出来事を引き寄せるから、元気で前向きな気持ちになるのは、良し!!!
でも問題の原因を解決、改善できることもたくさんある。

ぽわーんと宇宙のことを考えていたら、自分って小さいなーと思ったところから今回はこんなことをつらつらと書いてみた。
実際わたしも、結局は自分自身が決定しなければならないことでうじうじしていたときに、この宇宙と比較を始めて
「こんなに小さいことでうじうじしても仕方がない!」(=結論は出ていない)
とその瞬間だけ心が楽になったけれど、すぐにまた同じ問題が出てきたことがある。
自戒の念を込めて書いてみた!


今回の内容とは本当に全然関係ないけれど、これを書いているときにモーニング娘。の「ザ⭐︎ピース」の歌を思い出した!

歌の中で
「青春の 1 ページって地球の歴史からすると、どのくらいなんだろう?」
ってセリフがある。
この曲がリリースされたのは、たしかわたしが小学生で、当時はこのセリフの意味が全く理解できなかった。
“青春の 1 ページ”も意味不明。
地球の歴史...? 
みたいな。
今思えば 1 人の人間の青春の 1 ページって、地球の歴史からすると一瞬以下なんだな。

そしてなぜかわたしはこのセリフの箇所を聞くたびに、宇宙を思い浮かべていた。たぶんただ単に地球って単語が出てるから。
でもおそらく、わたしはこの頃から”宇宙”が気になっていたのかも。



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