わたしの私
一般の男は物足りない
だから女風を使ってみた
ホテルのベットは広くて持て余す時間
到着する彼を待っていた
鏡みたり、笑ってみたり
女を意識したのはいつぶりだろう
昔みたいにナンパされた事も忘れてる. . .
フルムーンか. . .
引きこもりのわたしは
夜空なんて見ないで過ごしてきたなぁ
気持ちに余裕なんて持てないよ
この時間も、簡単につくれる時間じゃない. . .
ゆとりのある女なんているのかな. . .
「もっと自由な私でいたい」
今年の冬、おとこに不満を抱えた私が店を使って徐々に満たされてきてるなぁーと気づいた
けど、明日になれば
また思いだしたり、嫌になったり、辛くなる
「女で生まれて面倒くせー」
夜も朝も不満だらけ. . .
「吐き場所を求めてるのかも」
指名の彼に八つ当たりしたりして
「八つ当たりさせてくれる彼は偉い」
こうして、わたしに吐き場所を提供してくれた店も凄いと思う
誹謗だらけのsnsに承認欲求を丸投げしなくて済んだから
minato
produced by. mahina kai