チェコの偉大さに触れる 国立技術博物館 【チェコ】
チェコという国名を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
ビール?プラハ?ビロード革命…?
恥ずかしながら、私は海外旅行に興味を持つまで「チェコ=ヨーロッパの片隅にあるホップの産地」程度のイメージしかありませんでした。
ところが実際に訪問してみると「こんなに素晴らしい国が存在するのか…!」と驚いたものでした。
物価は安いし、ビールは美味しいし、見えるもの全てが美しいし、治安は比較的良いし、インフラは整っているし。
…とはいえ、プラハしか行ったことないのですが。
そんなチェコの首都プラハには、チェコがどのような国であるのかを科学的な観点から知るのに最適な施設があります。
それが国立技術博物館(Narodni Technicke Muzeum)です。
国立技術博物館入口
国立技術博物館は1908年に設立されたチェコの科学技術に関する博物館です。
同国最大のコレクション数は5,500です。
展示内容は大きく分けて、交通(乗り物)、建築・土木、電気・メディア、産業、化学などなど多岐に渡ります。
言葉で説明しても凄さが伝わりにくいと思いますので、写真で紹介していきます。
男子ならめちゃくちゃ興奮すること間違いなしです!!
交通・乗り物
地上4階建の建屋は吹き抜けになっており、そこには航空機、グライダー、気球、ヘリコプター、蒸気機関車、クラシックカー、バイク、自転車、各種模型が展示されています。
バイクにはあまり詳しくないのですが、やはり見る人が見れば興奮するのでしょう!
航空機は宙づりにされて展示されているので、飛んでいる姿が容易に想像できます。
オーストリア=ハンガリー帝国海軍 戦艦フィリブス・ウニティスの模型
世界史の教科書で見たような自転車。
タイムボカンシリーズで見たような自転車も。
こういうクラシックカーもマニアにはたまらないのでしょう!
鉄道の展示は比較的少ないですが、状態は非常に良いです。
ここからは本館に移ります。
映像撮影
チャップリンが実際に使用していたハット、ステッキ、靴です。
年季が入ってます。
写真撮影
電話通信
化学
測時学
治金
石炭採鉱
家電
印刷
天文学
テレビ放送
デザイン
以上、全てではありませんが、ざっくりこんな感じです。
チェコはこれだけのものを作る素晴らしい技術と、それらを後世に残していこうという強い意識を持っている国だということが伝わったのなら幸いです。
(全てが純チェコ製ではありません)
アクセス
国立技術博物館はプラハ旧市街から徒歩で25〜30分程度のところにあります。
トラムで向かう場合はLetenské náměstíという停留所で降りてください。
1,2,8,25系統のトラムが停車します。
そこから徒歩5分程度です。
住所:Kostelní 42, 170 78 Prague 7 Czech Republic
営業時間:9時〜18時
公式ページ:http://www.ntm.cz/en
休館日:月曜日
入館料:250チェココルナ(約1,200円)
※私が入った時は写真撮影には別途料金を支払いました。値段は…忘れました。
あまりに展示物が多いので、ゆっくり全部見て回ろうとすると3時間はかかるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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