花の都フィレンツェ市街散策 【イタリア】
イタリア中部の都市フィレンツェは15世紀にルネッサンスの中心地として栄えた文化と芸術の街です。
その美しい街並みは「屋根のない美術館」と評されるほどです。
フィレンツェという都市名は「花の女神フローラの町」としてフロレンティアと名付けられたことに由来し、英語ではフロレンス(フローレンス)と呼ばれています。
(ヴェネツィアを英語でヴェニスと呼ぶようなものです)
今回はそんな花の都フィレンツェをぶらぶら観光した時のことを紹介していきたいと思います。
1.サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂とジョットの鐘楼
フィレンツェのシンボルといえばサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂です。
その名称は「花の聖母マリア教会」です。
先のnoteでも書きましたが、ドーム型の天井には463段の階段を経て登ることができ、フィレンツェ市街を一望できます。
ここの一番てっぺんまで、階段で登れます。
エレベーターはありません(泣)
初めてフィレンツェを訪問した時、このドームのてっぺん(クーポラ)まで登ったのですが、その晩に誤って撮影したデータを消去してしまい、翌朝また登るという、なんか変なことを下のを覚えています。
足はもうガクガクです。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の隣にあるのが、ジョットの鐘楼です。
こちらも414段の階段を登り、頂上まで登ることができます。
一度の旅行で両方登るのはなかなかしんどいと思います。
私はバカなので1回の旅行で大聖堂と合わせて3回登ったこともあります。
辛かったです(笑)。
ジョットの鐘楼は大聖堂のクーポラ前に建っているので、鐘楼からは大聖堂全体を大きく撮影することができます。
鐘楼から撮影した写真がこちら。
大聖堂に登るよりもジョットの鐘楼に登る方が良い写真が撮影できると思います!!
またジョットの鐘楼からの風景がこちらです。
微妙な曇り空なのが残念ですが、十分美しいと思います。
2.ミケランジェロ広場
続いて、これらフィレンツェのシンボルが一望できる高台に移動してきました。
それがミケランジェロ広場です。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂やジョットの鐘楼、ヴェッキオ宮殿が一望できます。
参考までに、引きで撮影したのがこちらです。
夜景の写真やミケランジェロ広場までの行き方はこちらのnoteで紹介しています。
3.ウフィッツィ美術館
フィレンツェを訪れたならば、イタリア芸術の巨匠達の作品が数多く収蔵されている世界的に有名なウフィッツィ美術館を是非訪れるべきです。
美術の教科書に載っている絵画も数多く展示されているため、割と親しみやすいかなと思います。
ボッティチェッリ ヴィーナスの誕生
ボッティチェッリ 春(プリマヴェーラ)
フーゴー・ファン・デル・フース ポルティナーリ祭壇画
その他彫像の間
ミケランジェロ メドゥーサ
こういう芸術の楽しみ方ってどうすればいいのでしょう…。
いまだに正解が分かりません。
正直私が美術館に行った時なんて、
「これ教科書で見たやつだ!」
「うわーフェルメールの絵画って思ったより小さいんだ!」
「緻密すぎて作者の執念を感じる…!」
この程度です。
ただ最近は美術館を訪れて、一つでも自分が好きだなぁって思える作品に出会えたら、それでよいのではないかと思えるようになってきました。
大多数の方は評論家ではないのですから、「この作品のここが素晴らしい」とか「ここが駄目」とかいちいち分からなくても「好き・嫌い・普通」の三つの三択でも良いと思うのです。
変に賢ぶって、分かった風な気になるのが一番ダサいと思います。
ウフィッツィ美術館からはヴェッキオ橋を眺めることができます。
テラスからはヴェッキオ宮殿も一望できます。
フィレンツェはローマよりも静かで、かつミラノよりも見所が多い都市です。
イタリア旅行時はぜひ訪問してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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