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2021.6.2(水)✿小学生がスポーツで学ぶべき心の課題✿

今日のあとがたりを書いていきます。

今日は子どもたちに「これは伝えなきゃいけない!」と強く感じたことがあり、自分なりに伝えてきました。

久しぶりに心が熱くなりました。
同時に課題も見つかりました。


校庭遊びではサッカーが大人気で、1~3年生が試合形式で楽しんでいます。その中で、聞こえてきた子どもの言葉。

「なんで今ミスしたんだよ」
「お前下手だからキーパー交代しろ」と味方を責める言葉。

誤ってハンドしてしまった子に「はい反則~イエローカード~」と茶化す。
勝ったチームの子が、負けた方の友達に煽るような喜び方をする。


発言の多くは3年生、うちの学童の最高学年です。
僕は黙ってはいられませんでした。

以下は僕が3年生全員を集めて話した内容です。

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さっきのサッカーでは、全員が全力で頑張っていたよね。
なのになぜ、聞いていて悲しくなるような言葉が聞こえてくるのかな。

・足が速い子がいれば、普通の子もいるし、遅い子もいる
・サッカーがうまい子もいれば、まだうまくできない子もいる
・上手にできた時があれば、失敗する時もある


人によって違いがあるのは当然だよね。
失敗したら、味方が取り返せばいいじゃないか。
何のために仲間がいるんだ。

覚えておきなさいや。

集団スポーツでは、自分以外の人たちは仲間なんだよ。

助け合うために味方がいる。
そして、相手がいるから試合ができる。相手チームの子だって、立派な仲間なんだぞ。負けた相手に失礼な態度をとることは、許されないことだ。


君たちはそんな心が弱い人になるな。

悔しがったり、喜んだりするのは成長するのに大事なこと。

悔しい気持ちも、喜びも、仲間と一緒に分け合うもの。そして自分で「明日も頑張ろう!」ていう前向きな気持ちに変えるんだよ。

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少し厳しい話だったかもしれません。
しかし、今話さずしていつ伝えるのか。という気持ちでした。

真剣に聞くみんなの表情が、印象に残っています。

まだまだ「他人を認める」ということができていないんですね。
そしてそれができるようになるためには「自分を認める」ところから。


でも、本当にいつでも全力でプレーするし、得点が決まったらみんなで喜び合う、素直な子たちなんです。今はまだ、成長段階。

これから、これから。


明日からのいい課題です。

気づけてよかった。明日も頑張ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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