アパレル職の経験を活かし、さらに「世界の大量廃棄問題を解決する」という社会貢献につなげることができるなんて!
1月にフルカイテンのカスタマーサクセスチームに加わりました、清水美波です。小学生の娘1児の母でもあります。
アパレル勤務歴17年⇒ITスタートアップという思い切った転職をして、今でちょうど1ヶ月程になりますが、日々勉強の毎日で、慣れた環境では味わうことの出来なかった「脳内フルカイテン」の感覚です。自己紹介も兼ねて、入社への道のりや入社して感じたことを書いていきたいと思います。
店舗と本部との橋渡しとして在庫と向き合う日々
大学卒業後に、大手のアパレル企業に就職してレディースブランドの本部に配属になり、そこから私の長いアパレル人生が始まりました。
単純に服がとても好きだったので、アパレルに関わる仕事がしたい、アパレル業界に貢献していきたい、と思ったのが入社のきっかけでした。
新人の頃の2年半程で、本部職としてアシスタントMD(マーチャンダイザー)・VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)・DB(ディストリビューター)・百貨店営業等、さまざまな職種を経験しましたが、なにせ初めてのことばかりで、何をすれば良いのか、こんな経験の浅い新人がお店に指示なんて出していいのか、という気持ちもありました。
その頃一回り以上年上のベテラン販売員の方々にたくさんご指導いただくことが多く、「現場の経験がないと何もわからない!」「一度じっくりお店に立ちたい!」という思いが強くなり、販売職として別の会社に転職しました。
販売の経験は大変なことも多かったですが、その後本部職に戻ったときに本当に役に立ったと思っています。DBは特に、現場と本部との橋渡しとなる仕事でしたので、お店の方の気持ちがわかるということは、とても強みになりました。その後もDBやVMD等さまざまなブランドの本部職に携わらせていただき、その間に結婚出産もし、直近では時短勤務で某アパレル企業のレディースブランドで6年間DBをしていました。
DBという職種は、入荷した商品を各店へ配分⇒売れ状況を見て在庫の移動指示⇒シーズン終わりの在庫消化シミュレーション⇒オフ率設定⇒アウトレット送りなど、在庫に関してのすべてに責任を持って、ブランドの売上と粗利をアップさせるために動く職種です。そのため発注前の検討会等にも参加して、企画内容の把握とシーズンの販売計画の全体間のイメージを持っておくことも大事です。
SS(春夏シーズン)が終わったらすぐにAW(秋冬シーズン)、AWが終わったらまたすぐ次のSSと、ぐるぐると円を描くようにそれが続いていきます。(これはどの職種もそうですが)
もちろん本部主導だけではお店との信頼関係が築けないので、店舗スタッフとのコミュニケーションも大切で、MD・企画・生産・ECや店舗スタッフと、とにかくすべての部署と関わり、上手くバランスを取っていくのもDBの役割だと思っていました。
長年同じブランドでDBをしていると、ちょっとした特殊能力みたいなものが身についてきて、例えば売れる商品、残りそうな商品の嗅ぎ分けだったり、オフ率の微妙な調整だったり、作ったシミュレーションにバチッと合わせて在庫額を着地させることだったり、、、
なんとなく在庫と友達になってくる感覚があるんです。笑 思っていた通りの数字になったときは1人で「よしよし」と思っていました。
かと言って、予算を達成していることにDBがどれほど貢献しているのか、といった指標は目に見えてくるものではありません。
会社から割り振られる予算や粗利を達成して→店舗数も増え→年々売上高も上がっている→そしてまた高い予算が与えられる、といった終わりのないサイクルにいる中、このままずっとDBとして1ブランドで働くだけで良いのかなぁという気持ちもありました。
そんな頃に、登録したまま放ったらかしにしていた転職求人サイトに、気になるメッセージを見つけ、開いたのが、ここ、フルカイテンからのスカウトメールでした。
「こんな仕事があったんだ!」フルカイテンとの出会い
「FULLKAITEN」という名前をなんとなく聞いたことはあったものの、実際どんなことをしている会社なのかまでは当時は知らずに求人の案内を拝見したのですが、そこで「こんな仕事があったんだ!」という衝撃が走りました。
自分の今後のキャリアとしては、DBとしていくらベテランになったとしても、この先別のブランドでまたDBをしてブランド実績を上げていく、という道ぐらいしか思い浮かんでいなかったのですが、
募集されていたカスタマーサクセスという仕事は、今までの経験を活かせ、さらにそれを「世界の大量廃棄問題を解決する」という社会貢献につなげることができるなんて、、、
なんて魅力的な仕事なのか、と思い、すぐにカジュアル面談のオファーをさせていただきました。
面談や面接を重ねていく中で、「FULLKAITEN」のプロダクト内容のお話を詳しく聞かせていただき、なにより思ったのが「これ、今私が使いたいやつ!」ということでした。
特にDB業務の中の店間移動(店舗間で在庫を移動させる作業)に関しては、とても時間がかかる業務で、前社の場合は必ず月曜日中に指示出しをしないといけなかったので、月曜日の業務量がどうしても多くなってしまっていました。各店のイベントの加味や店舗からの要望等、移動作業をしながら考えることも多く、本当はもっと分析してから移動指示をしたいのに、とにかく時間がないから作業優先になってしまうようなところもあり、毎週月曜が終わるとへとへとになっていました。
FULLKAITENを使えばまず業務負荷が減り、その分頭を使って考えなければいけないところに時間を充てることができます。まさに私が求めていたシステムでした。
私もフルカイテンに加わりたい!
面接が進んでいく中で、私が最終的にフルカイテンで働きたい!と思った理由は大きく3つあります。
1つめは、面接を通して実際に自分が働く姿がイメージできたこと。
2つめは、今までの経験が活かせることに加え、その経験をとても必要だと思ってもらえている、と感じたこと。
3つめは、子育てと両立して働けると感じたこと。
まず1つめですが、面接の際にカスタマーサクセスマネージャーのDさんとお話させていただいたのですが、「実際のお客様とのミーティングで利用者の方とどのような会話をされているのか」を質問させていただきました。
その際に、DさんがDBをはじめとした利用者の方々の頼りどころになっているんだなと感じました。
本部で担当ブランドの在庫と向き合っている方にとって、在庫の悩みや大変なことを相談でき、それを親身になって一緒に考えてくれる方なんて貴重な存在です。カスタマーサクセスの存在は利用者にとっても大きな支えになっているのではと感じました。私も今までの経験を活かし、アパレル業界をはじめ、小売業界全体の力になれるような、そんな仕事がしたい、そんな人になりたいと強く思いました。
2つめに関しては、こちらも最終面接後に内定をいただいたあと、先ほどのDさんとカスタマーサクセスのあかねぇと面談させていただく機会がありました。
あかねぇには、同じ母として働きやすさや逆に大変なこと、タイムスケジュール等、リアルにお話いただきとてもイメージが沸きました。
そして何より、その面談の最後に私から「ぜひ入社させていただきたいです」というお話をしたときに、お2人が手をたたいて「やったー!」と喜んでくださったんです。そのとき実は涙が出そうになるほど嬉しかったです。
今までやってきた小売業界での経験を、とても大事にしてくださっているのがすごく感じられ、頭の中では赤鼻のトナカイの歌が流れていました。サンタさんにお前のその鼻が役にたつんだよ、と言われたトナカイの気分でした。
そして3つめになりますが、上記の通り、直接同じワーママであるあかねぇからお話を聞けたことや、基本リモートワーク(出社は週1)という働き方もあり、まだ低学年で手がかかることもある娘ですが、これなら両立してフルタイムで働ける、と感じられた、ということです。
時短からフルタイムに戻るのはある程度勇気がいる決断になるかと思いますし、通勤時間等も考えると条件が合う会社は多くない中、すごく働きやすそうな会社だと感じました。
代表の瀬川さんも「ライフステージが変わっても働き続けられる会社にしたい」とおっしゃっていて、子供がいるから、という理由で制限がないことは本当にありがたいなと感じました。
入社して感じたこと
そんな経緯でフルカイテンに入社し、ます感じたのは、
仕事ができて向上心もあり、かつユーモアがあり優しい人ばかり!ということでした。本当に良い人ばかりです。
仕事に対しては本当に誠実で、誰も手を抜かず、常に全力で自ら進んで取り組んでいます。
でもカスタマーサクセスチームに関しては全員既婚者、家族もいるのでプライベートも大事にしていて、オンオフがはっきりしています。
入社してから1ヶ月はわからないことだらけでしたが、誰に何を質問してもみんなすぐに返答をくれるし、口に出していないことでも困っていることを察して教えて下さったり、皆それぞれ忙しいのに何でこんなに人のことまで手が回るのだろう、と不思議なくらいでした。
業務の他に勉強会等も定期的に開催されています。フルカイテンはいろんな業界出身の方がいるため、各業界のプロフェッショナルからお話を聞くのは本当にためになることばかりで、この環境にいたら確実に自分が成長できるなと感じます。
週4リモート週1出社ですが、コミュニケーションツールが発達していて皆がそれに慣れているので、気軽にわからないことはいつでも聞けますし、やりづらいと感じることもありません。
仕事が終わったらすぐ夕飯作りや子供の宿題も見たりもできるので、無理なく新しいことにチャレンジできているなと感じています。
まだまだ覚えることもたくさんあり、インプットの日々ですが、お客様を担当させていただいた際に、「担当になってもらってよかった!」と思っていただきたいという思いが一番です。今までの経験を活かしつつ、知らないことは学び、お客様が成果を出せるよう精一杯支援させていただきたいと思っています。
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