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思春期の悩みに寄り添ってくれる本

『10歳からの学校では教えてくれない 感情とこころ』伊藤美奈子

思春期って

今思い返すと

なんだかよくわからないけど
モヤモヤしていて

人からどう見られているのか
どう思われているのか

ということが
すごく気になっていた

悩みの多い
複雑な年頃。


仕事柄
そんな思春期の子どもたちと
過ごすことも多いので


色々本を読んだり
セミナーを受けたり

思春期のことや
心の勉強をしながら

子どもたちからも
たくさん
学ばせてもらう毎日です。

その中で出会った

子どもにも支援者にも
役に立ちそうな一冊。


奈良女子大学で
臨床心理学を教えるかたわら、
中学・高校での
スクールカウンセラーとしても
活動されている

伊藤美奈子先生が
書かれた本です。


今までに一度は悩んだことがあるなぁ…

という
そんな一つ一つの
悩みに対して、

心理学や医学、脳科学をもとに

どうしてそういう気持ちになるのか

どう対応したらいいのか
というヒントが

書かれている本です。

伊藤先生の
思春期や不登校のお話しは
とても学びが多くて、

いつか直接
お話を聞いてみたいなぁと
憧れている先生です。



子どもたちに向けて
書かれている内容なので

もちろん
子どもたちが自分で読むのもいいのですが、

子どもたちの悩みに寄り添うために

思春期の子どもたちと関わる
大人が読んでも

学びのある本だと思います。


思春期の子どもたちの
悩みを知ることも

専門的な知識を
子どもにもわかるように
丁寧に説明されているという
内容も

どれもこれも
勉強になるのはもちろんですが、

一つ一つの悩みに対して

まずは
優しく寄り添う
という
あたたかい答え方が

自分もこんな風に
子どもの頃
悩みに
寄り添ってもらいたかったな

自分もこんな風に
子どもたちに寄り添いたいな

と思えて

とても
勉強になります。