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筑波山。変わるもの、変わらないもの。選べる自由、選べる幸せ。

ある日の筑波山。

どんなコースにしようかと
時間と今日の自分の身体に聞いて
今日は
「(勝手に名付けて)ちょっと山を歩きたいコース」
に決定。
つつじケ丘からロープウェイに乗って女体山へ。
のぼる
女体山駅から少し歩くと女体山山頂。
見晴らしが最高の場所だけど
この日は雨上がりのため霧がかかっていた。
御幸ヶ原へ向かう山歩き
山道
雨上がりの空気と緑と土の匂いが
とても心地いい
濡れる葉も 音も においも 
なにもかもが 美しい
見惚れる
紫峰杉
筑波うどん、フラットホワイト、幸福だんご
ほっと一息
美味しい嬉しい時間
関東平野が広がる
曇っていても山の中は空気が最高
ここからケーブルカーで宮脇駅まで降りる
筑波山神社の脇
紫陽花がきれい
筑波山神社⛩️に参拝をして
御神籤を引くと
大吉
ありがとうございます

次はつつじケ丘から男体山まで登山がしたい。

変わるもの。変わらないもの。

何回来ても

違う自分
違う筑波山に

出逢える
わくわく。

その時々
瞬間瞬間で、

気分
体調
登りたいコース
見える景色
感じること
食べたいもの
歩く速さ
疲れ具合
願うこと
感謝すること

は、変化する。

自分も自然も変化し続ける。

でも、変わらないものもある。


たまたま帰りのケーブルカーで
一緒になった

代々受け継がれた
御幸ヶ原の食堂を
長年営んでおられる
おばあちゃんに、

このあたりは変わりましたか?

と聞くと

なんにも変わらないねぇ

と。

ああ、

変化の激しい時代に

こうして
むかーしから

みんなに愛されて
大切にされて

変わらずにいてくれる場所も
あるんだなぁと

なんだかとても
ありがたくて

ホッとした自分がいた。

選べる自由。選べる幸せ。

ロープウェイやケーブルカーがあったり
登山ルートも様々だったり、

だれでも
山歩き、登山を身近に楽しめて

神聖な空気と
頂上からの素晴らしい景色を
味わうことができる

懐が深い
筑波山。


その日の心と体の声を聞いて
登山の方法やルートを選べるのが
本当に
ありがたい。


選択肢がたくさんあるって
ありがたい。

学校もこんな風に
だれにとっても
たくさんの
選択肢があるといいな。

子どもたちにとっても
教員にとっても。

昨年、
子どもも大人も幸福度が高い
オランダへ
学校視察に行って

幸せって
選択肢の多さなんだなと
感じた。

自分で選べるという幸せ。

その逆の

選べない
不自由さ
息苦しさに

つらくなる
子どもや大人たち。

人は変化し続けている
生き物だから、

自分の心と体の状態は
変わり続ける。

だから、
その時々の
自分の状態に

気づくことができる
余白が

日常の中にあること、

そして、

その状態に合わせて

自分で

学校や
学習する場所や
学習するペース、
学習の仕方を
選べること

を求めるのは、

生き物として
すごく
自然なことなのではないかと
思う。

選択肢がたくさんあるって、

自分の命の声を聞いて、
その声を大切にする

ということに
繋がるんだなぁ…


山歩きをしながら

ふと
そんなことを
思いました。

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