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【社会福祉法人の闇】ぼくが受けたパワハラ・セクハラ体験

さて、本日はぼくが実際に受けたパワハラ、セクハラについてお話していきます。

結構ヤバいやつです。。。

恐ろしい家族経営の実態

ぼくが勤めていた某社会福祉法人の話です。

まず、ぼくが居たころの法人組織の状態についてお話していきます。

まず、理事長(2代目)のおじいちゃん。当時70歳くらいだったでしょうか。ごめんなさい、あんまり覚えてないけどとにかくおじいちゃんです。

業界でもドン的な存在でした。

理事長は既に妻を亡くし、2人の息子がおり、共に医者をしています。

理事長は事務所に常駐しており、とにかく厳しい人でした。
そこについていく1人の女性事務員のさおり(仮)がいました。

さおりは事務課長という立場で未婚の当時35歳くらいだったと思います。

この法人内にさおりの家族がこぞって勤めていました。
母、姉1、姉2、さおりの4人です。

社内恋愛禁止

実はぼくは当時勤めていたこの法人で出会った女性と結婚しました。

当時、ぼくたちが付き合っているのは同僚にはなんとなく伝わっていましたが、会社には隠していました。
そして、ある日、二人でいるところの目撃情報がさおりの家族の母の耳に入ったのです。

ここからぼくの地獄のような日々が始まります。

二人同時に呼び出され、別室に連れていかれました。
そこに現れたのはさおりです。

ぼくたちは白を切ると決めていたんです。
これは夏頃でしたが、妻はその時年度末で退職を決意していました。
辞めてからなら文句もないだろうと。

しかし、さおりの尋問は当日の詳細にわたり確認事項が入りました。

ついにぼくたちの言っていることがかみ合わなくなり交際がバレてしまいました。

そこから、ぼくはすべての役割を外されました
ぼくと妻は同じ部署ではなかったものの敷地が同じということでぼくが異動になりました。

その後、数日にわたり出勤すれば事務所に呼び出され面談、面談、また面談。

「お前は遊びに来てるのか」
「どうせ他の女にも手だしてるんだろ」
「お前は女好きなんだよ」


こんな日々が続き、妻も会社に残りなさいとさおりに説得されあと1年残る決断をしました。

社内恋愛禁止の理由

そもそも社内恋愛がなぜ禁止なのか。
その理由をさおりと理事長はこう述べています。


会社が何百万とかけて育ててきた人材を簡単に辞められたら困る。
お前は会社が育ててきた人材を奪ってるんだぞ。
会社に大きな損失を与えるんだ。


当時のぼくはあまりの圧力に納得するしかありませんでした。

よくよく考えれば、現代では人手不足で寿退社するくらいなら、社内恋愛で結婚して両方会社で働いてもらっている方がずっと効率的だと当たり前に思うのですが、当時のぼくはメンタル崩壊寸前でしたのでそんな余裕はありませんでした。

結婚の報告

その後、しばらくすると連日の面談も少しずつフェードアウトし、ぼくも新しい環境でしっかりと活躍しようと仕事に励んでいました。
幸いにも、異動先の上司には恵まれ、
「お前も大変だったな」
と言ってくれる人でした。

ぼくたちは結婚の日取りを決め、理事長に報告に伺いました。
そこで、ぼくはまた叱責されるんだろうと思ったのですが以外にもそこは祝福の言葉をくれました。
「まぁ、いろいろあったけどな、結婚までしっかりこぎつけておめでとう」と。
ぼくは拍子抜けでした。

理事長とさおりの結婚

実はぼくたちと同じタイミングで結婚を目論んでいる人たちがいました。
それがさおりと理事長です。
かつてから噂はあったものの30代のさおりが70代のおじいちゃん理事長と結婚するとなれば、「遺産目当て」「政略結婚」などと外野からはいろいろと言われるわけです。

結婚を機に急速に家族経営の悪しき状態が加速します
各部署のトップに相当するところに家族を置き、何かあればすぐに呼び出し、面談、退職という恐ろしい波がありました。
当然、そんなことをしていれば人手不足は加速し、職員の労働時間は過酷なものとなります。

最大の嵐~妊娠報告~

ぼくたちは周りのタイミングや年齢から、早い段階で子どもがほしいと考えていたので計画的に子作りをしていました。
幸いにもすぐに子どもはでき、再び理事長に報告に行きました。
そこから嵐は突然にやってきました。

理事長に子どもができたことを報告するとそこにはさおりの姉2がいました。
ぼくは姉2とは一緒に仕事したこともありませんし、まともに話もしたことがありません。
そこでぼくは姉2から


「バカヤロウ!何考えてんだ」
「お前は避妊の仕方も知らねぇのか」
「妊娠したら誰が夜勤やるんだよ」
「お前がしてることは法人に対するパワハラだぞ」
「これからどうするのか、自分で決めろ!」


・・・。すいません、ちょっと思い出してイラっとしてしまいました。

もうボロクソです。

ここに同席してくれた上司がその後
「これからどうする?」と話をしてくれ

ぼくは
「このままここに居ても信頼されることは二度とないだろうし、環境を変えた方がいいかと思ってます」

当時、ぼくはその上司と仕事を進めることが大好きでした。
スピード感、思考、人間関係とも尊敬できる人でした。
ぼくはその上司に出会ったから成長できたこともたくさんありました。
なので、辞めるという決断は非常に無念してた。しかし、その決断を
「そうだよな」
と後押ししてくれました。

この後も、出勤しては面談、罵声、面談、罵声の日々。

さすがにもう言うことがなくなったのか面談する日々は終わり。
なんとか退職をしました。


社会福祉法人の全てがこんな状況ではありません。
現に、ぼくがいま勤めている社会福祉法人はまったくそんなワンマンな状態や、理不尽な環境ではありません。
社会福祉法人に限らず、家族経営でこれに似た環境の会社は実はたくさんあるのではないでしょうか。

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