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「ぼくらが旅に出る理由」について

GW真っ盛り。
いよいよ今年は制限なしのGW。
今まさに海外、国内にと旅行に行かれている方は多いのではないでしょうか?
かつてサラリーマンだった頃、私もこの時期に旅行をしていました。
誰にも文句を言われない休日なのでね。
表題の「ぼくらが旅に出る理由」は小沢健二さんのヒット曲です。
大好きな歌です。
僕らが旅に出る理由は様々。
だけど旅に出ない人の理由も様々。

そうそう、旅をしない人にまつわるエピソードがあります。
私がかつてオーロラを見る為にフィンランドへ旅をし、帰国後の話です。
その旅は航空券および宿泊ホテル、移動のための夜行列車などすべて個人手配。
コネなどがあったおかげで旅の費用は7日間で10万円ほどに収まりました。
安くないですか?
安いっすよね!北欧ですよ!ユーロ圏すよ!食事も込みすよ!
大満足でしたよ。
自分で自分を褒めまくりましたよ。
旅も楽しくて大満足で帰国しましたよ。

ロヴァニエミからヘルシンキ間に乗車したサンタクロース・エクスプレス

そして翌日、早くも出勤して土産を配っていた時に、とある同僚が聞いてきました。
「今回の旅行、費用はいくら位かかりました?」と。
「よしきた!」と鼻息あらく自慢をしちゃったんですね。
その時の会話をプレイバック。
同僚「凄いなぁ」
私「凄いでしょ」(ハート)
同僚「一週間で10万って事は、一日14000円強も使ったって事でしょ」
私「へ?」
同僚「行かなかったら毎日ご馳走が食えますね」
私(あれ?)

私はその日、学びました。人、それぞれ、なんだ、な。と。
だから同僚を詰ることはしませんでした。
だけど、金かい?まず聞いてくるのは金なのかい?
他にないのかい?オーロラは見れました?とか、気候はどうですか?とか。いや、金の話なんだけど、金なのかい?
と今でも思う。

また、水を差す事例として、こんな事もあった。
コロナ禍になる前に南米に行った後の事だ。
マチュピチュ遺跡の画像をSNSにアップしたら、
「よく見る風景ですね」とレスポンスしてきた人が居た。
その人の性格は何となく分かっていたし、偏った意見が続いていたし、私が苦手な人のツイートをリツートするし、政治的な発言も多くなってきたので、私の事を友人と呼んでいたけれど、こっそりフォローを外した。

私の行為も含めて人それぞれなのです。
人の価値観って面白くもありますが、
旅好きな私は旅好きな人が好きです。
だから小沢健二さんの「ぼくらが旅に出る理由」の歌詞を引用して
遠くまで旅する人たちに あふれる幸せを祈るよ

旅に出る理由は様々。
旅の魅力も様々だ。
結局、その魅力がわからない、または知らない人はご馳走の代金の方が有意義なのさ。
それも幸せであれば、いいよ。
さぁ、GW真っ盛り!
行かれる方へ、良い旅を!
行かれない方には、良い休日を!

私も明日から旅に出かけます。だからnoteは本日更新。

良く見る風景ですねのマチュピチュ遺跡

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