福耳劇場

お題があれば何でも書くフリーライターです。 世界一浅い考察を綴っていきます。 たったひ…

福耳劇場

お題があれば何でも書くフリーライターです。 世界一浅い考察を綴っていきます。 たったひとりのために。

最近の記事

気持ちは分かる10(ゴミについて)

ゴミ問題が深刻だ。 京都の鴨川がゴミだらけという。 鴨川ちゃうねん、賀茂川やねん。 という話は一旦横に置いといて。 ゴミは漢字で芥とも表記するが、まさに芥川やね。河童が住めんようになるんちゃうの? という話も今回は一旦横に置き、 改めて鴨川のニュース映像を見たら、とても酷かった。 嘆かわしく思うのは、インバウンドのせいではないという事だった。 被害は京都だけでは無い。 他の観光地、観光地ではなくても街はゴミだらけだ。 何故そうなるのか。 一言で片づけるならモラルの低下、いや無

    • 気持ちは分かる9(流行りについて)

      自分で言うのも何だが、私は流行に踊らされない。 誤解されないよう更に言っておくと流行を否定はしていない。 ただ肯定もしていない。 まずファッション。 街を行き交う若者が、皆同じ格好をしていて恐くなった事がある。 その時、疲れもあったのだがSFの世界に紛れ込んだ錯覚に陥った。 それって個性が無い。とは言わない。 それが個性なのかも知れない。 ただ恐かった。 でも、それが個性って。 皆と同じという安心感なのだろうか。 目立ちたく無ければ、そうするだろう。 無難を良しとするなら、そ

      • 気持ちは分かる8(都合のいい言葉について)

        世の中は都合のいい言葉に溢れている。 例えば先月、こんな事があった。 とある企業の中間管理職からランチの誘い。 その席で、何か良いアイデアは無いものかね、と言われたので口頭で思いつくまま発言した。 それから一週間後、簡単な企画書を送ったら、もうその件は済んだという。 どういう事かと訊ねたら、もう企画は動いているという。 どういう事かと更に訊ねると、あの後、企画書を作成して会議で通ったと言った。 どういう事かと更に更に今度は問い詰めたら、あのランチで発言したアイデアだと言った。

        • 気持ちは分かる7(ペットについて)

          あなたは犬派ですか?猫派ですか? と、唐突に質問された。 あまりにも唐突過ぎたので、両方好きです、と我ながらツマラナイ返答をしてしまった。 きっとね、初対面で二人きりだったから、話題の一つとして言ってきたのだろう、と思う。 気を使わせてしまって、後になって申し訳ない気持ちになった。 別の人が現われ、その話題は直ぐに流れたが、 あの時、犬です。猫です。と、どちらかで答えていれば話は膨らんだのだろうか? 好きな動物を正直に答えていれば、二人の距離は縮まったのだろうか? ここで書い

        気持ちは分かる10(ゴミについて)

          気持ちは分かる6(言い間違いについて)

          とある番組を観ていた時のこと。 MCがレポートしたゲストに指摘した。 キリスタンではなく、キリシタンだよ、と。 ゲストは私なんて言いました?と言った。 このように人は言い間違いをする。 わざわざツッコむ程でも無いと思ったが、MCは間違ってはいない。 情報番組で起きたことだから訂正するのは当たり前である。 私は寛容な方で、相手が言い間違えてもスルーする方だ。 伝わればいいのである。 サッカー好きと公言しているのに、毎回レアル・マドリードをリアル・マドリードと言う人がいる。私は密

          気持ちは分かる6(言い間違いについて)

          気持ちは分かる5(穴について)

          穴。 アナ雪のアナではなく、全日空でもない、穴、ホールである。 ローソン越しに見える富士山を撮影しようとして観光客が押し寄せている。 というニュース。 危険な車道の横断などの迷惑行為。 ガードマンを立たせても埒が明かない。 見えないようにすれば良いだろうと黒い幕を張った。 しかし、その黒い幕に穴を開け撮影する不届き者が現われたとか。 非常にくだらない。 くだらないが、気持ちは分かる。 それを撮りに行ったんだもんね。 それを撮りに、わざわざ行ったんだもんね。 ベストアングルで撮

          気持ちは分かる5(穴について)

          気持ちは分かる4(タバコについて)

          大通りに面したビルの裏側の路地でテロにあった。 スメルテロ。 最近じゃあ何でもかんでもハラスメントなので、臭いハラスメント。 タバコである。 ちょうどランチ時間に通ったものだから食後の一服だろう。 私は喫煙者なので、気持ちは分かる。 美味いんだよなぁ。 でも、とんでもない不快であった。 紙タバコの匂いが、である。 私は喫煙者と書いたが、電子タバコに替えて6年は経とうか。 紙タバコをやめてから、紙タバコの匂いには我慢がならない。 こんなに臭かったのか、こんなに臭いものを肺に入れ

          気持ちは分かる4(タバコについて)

          気持ちは分かる3(自転車について)

          自転車が好きだ。 初めて自転車に乗れた日の事は鮮明に覚えている。 父が後ろで支えた状態で漕ぎ出し、安定したらいつの間にか父の支え無しに乗れている。 そう、よくある光景。 真っすぐ走る、風を感じる、どこまでも行ける。 ふと、背後から「おーい、戻ってこーい!」と父の声が聞こえる。 そうだ、どこまでも。は許されない。 そのままUターンして父を目指す。 スピードを緩めず、父へ真っすぐ。 父までの距離は残り僅か。 父は「ブレーキ!ブレーキ!」と叫びながら両手を広げていた。 このままだと

          気持ちは分かる3(自転車について)

          気持ちは分かる(ショートカットについて)

          誰もがショートカットはしたい(と思っている)。 時短になると思っている。 タイムはマネーなのである。 また、ショートカットすると楽だと思う。 誰もが楽はしたい(と思っている)。 抜け道もショートカットと思っている。 はたまた、ショートカットは得する(と思っている)。 だったらショートカットするしかないじゃん!と結論する。 いや、そう思うところ待ってください。 気持ちは分かる。 だけど、こんな話もあるという事を聞いてから結論してください。 私の知人は自転車で通勤していました

          気持ちは分かる(ショートカットについて)

          気持ちは分かる(寄り添う事について)

          今年の大河ドラマの主役は紫式部。 『源氏物語』の作者として、あまりにも有名な人物であるが、彼女が書いたものとして『紫式部日記』も知る人ぞ知る(いや結構に知られていますよ) その影響なのか、1月末に久しぶりに会った友人が、 「今年は日記をつけようと思っている!いや、もう始めている!!」 と、鼻息荒く話していて、何をそんなにフンガーフンガーしているのだ?と思った。 その友人と先日に会った。何気に日記は続いているの?と訊いたら、 「それがさ、3月の中旬から中断しているんだ」 と、俯

          気持ちは分かる(寄り添う事について)

          天使について

          絶望した。 絶望すると迎えにくるのが死神だ。それは死を意味する。 絶望しているのだから何の迷いもなく、ついて行くのだろう。 そんな事を、ふと思う。 ふと思うから、私は真に絶望はしていないのだろう。 そもそも死神に誘われて死ぬのは嫌だ。 どうせ誘われるなら、または迎えに来てくれるなら 『フランダースの犬』のように天使がいい。 羽根の生えた神の使いの天使だ。可愛い天使。 それで思い出す。 数々の名作を世に出した漫画家の鳥山明先生が先日逝ってしまった。 先生が描いたキャラクターや世

          天使について

          愛車について

          春は別れの季節。だけど、出会いの季節でもある。 分かっている。 名曲『夢の途中』でも さよならは別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束 と、来生たかおさん、または薬師丸ひろ子さんが歌っている。 とても良い歌詞なのですが、 だけど、だけど、再び逢えないものもある。 そう思っているから、ずっと塞ぎ込む。   今月、諸事情が重なり愛車を手放す事となった。 売却に際し査定をしてもらうも、どこの業者も二束三文的な料金を提示してきた。 悲しくなった。 とある業者は、廃車処理ですね金

          愛車について

          命日について

          人は産まれたその日から、絶対に避けられない特別な日がある。 この世で最後の日である命日だ。 その日をなぜ命日というのだろうか、と考える。 たぶん(今回は調べてもいない)、 それは神道からきているのではないだろうか。 神話によると(うろ覚え)この世は神がつくった大自然から始まり、人も自然から生まれた命であるから、その命を受け入れなければならないのだろう。 それが命日なのだと思う。 何だか書いていて、まとまったのかどうか分からなくなったけど、 産まれて名付けられる時、命名とも書く

          命日について

          閏年について

          今年は閏年。うるうとし、と読む。 閏年とは、2月が例年より一日多く、29日まである年のこと。 それ以外の年は平年と呼ぶ。 閏年は、地球の周りを太陽が一周する周期と暦のズレを調整するために設けられている。 と、調べると一番に出てきたが、何かおかしい。 一周しているのは太陽ではなく地球である。 そう、だから地球側がズレを調整するのは当たり前なのだろう。 もとい、閏年について。 原則4年に1度に設定される。とも書いてあった。 原則ってことは例外もあるわけだ。 更に調べてみた。 大き

          閏年について

          旅を扱うメディアについて(地球の歩き方)

          大事な事なので最初に記すが、これから書く事はあくまでも個人の感想である。 このnoteで何回も書いているように、私は旅行が好きだ。 特に海外旅行が好きだ。 旅好きが、旅に出ない時に何をしているかというと、次の旅の計画であるが、 行先が具体的に決まっていない場合は旅番組を参考にしたりする。 これは、行けない時の心を満たす効用もある。 昨年までのコロナ禍は様々なものを狂わしてしまった。 当然ロケ隊も行けないので、旅番組は激減、あっても国内だ。 国内であっても様々な規制があって面

          旅を扱うメディアについて(地球の歩き方)

          ロケ地めぐりについて

          立春も過ぎたので暦の上では春である。 初春と書くので正月から春である。 寒かろうが何だろうが、今は陽気なイメージがある春なのである。 春になると小動物よろしく外に出たくなるのが生き物の本能だ。 先ほどの陽気なイメージの日は外出したくなる。 これ健康の証。 さて、私は何処に行きたいかというと、行きたいところは沢山あって、上げるとキリがない。 これ健康の証。 テーマを持って出かけるのもいいですね。 前振りが長くなりましたが、ここでタイトル回収。 私はロケ地めぐりが大好きである。

          ロケ地めぐりについて