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結局、「広告」ってなんだ??


こんにちは、フクコトバのRYOです!

今日は、「広告」について考えてみたいと思います。


以前の記事で、企業が出すTVCMや広告にはもう信頼がなく、

誰からの情報が一番信頼できるかと言うと、

結局は「直接話したことがあって、雰囲気を知っている個人」ではないか。

というお話をさせて頂きました↓


今日は、そこからもう一歩踏み込んだお話をし、

最後には、私たちフクコトバが新たにスタートさせるプロジェクトのお話をしたいと思います。


〜「広告」の一般的な定義〜

調べると、広告の定義は下記にまとめられると思います。

■「広告」とは
企業や団体、個人などの広告主が、受け手の行動や態度に影響を与えるための情報発信及び伝達のこと

広告主が、受け手に対して行動や態度に影響を与え、願わくば広告主の利益につながるための方法です。


〜「広告」を人間関係に置き換えて考える〜

ビジネスに置き換えると、どうしても難しくなってしまうのですが、

通常の人間関係に置き換えるととてもシンプルだと思います。

■人間関係に置き換えた「広告」とは
好きな人に、自分の持つ価値をアピールし、好きな人の行動や気持ちを変化させ、願わくば自分を好きになってもらう

自分の好きな人に「自分を広告する」場合、どんな手法を使うでしょうか。

①なるべく自分の良いところを相手の前で出す

②信頼できる友人に、自分の良いところを、好きな人に話してもらう

③相手の好きなタイプを知り、それに近づくように努力する

④相手の好きなものを知り、それをプレゼントする

おそらく、あげ出すとたくさんあると思いますが、

ざっくりと代表的なものはこれくらいでしょうか。

(他に有効な広告方法があれば、ぜひ教えてください!笑)


〜もう一度、ビジネスに置き換えて考える〜

これを、再度、ビジネスで置き換えて考えてみます。

あるアパレルブランドが、商品を着て欲しい20代女子のターゲット層に向けてアピールするという仮定で考えてみます。

①なるべく自分の良いところを相手の前で出す
➡︎このブランドのオシャレさやこだわりを、20代女子がよく見るインスタで広告する

②信頼できる友人に、自分の良いところを、好きな人に話してもらう
➡︎ブランドコンセプトに強く共感し、愛用してくれているインフルエンサーに、20代女子へお勧めしてもらう

③相手の好きなタイプを知り、それに近づくように努力する
➡︎20代女子の「今、着たい服」を徹底的にヒアリングし、それを限りなく実現した服を売り出す

④相手の好きなものを知り、それをプレゼントする
➡︎ヒアリングして作った服を、無料でプレゼントする

さて、この中でどれが一番効果的なアピール方法でしょうか。

どの方法が、一番、ターゲット層の20代女子がこのブランドを好きになってくれるでしょうか。


〜広告の目的は「好きになってもらうこと」〜

ここで、考えなければいけないのは、

「ターゲットの手に届く」と、「ターゲットがブランドを好きになる」は違うということです。

目的は、「好きになってもらうこと」です。


例えば、①と②は、広告できる範囲としてはもしかすると広範囲かもしれません。

毎日インスタを見る20代女子は多いですし、

インフルエンサーは何百万人のフォロワーを持っています。

しかし、ここで「信頼」というソートをかけた時に、

20代女子が信頼して、「好き」になっているものは、

「このブランドの商品」ではなく、

「インフルエンサー自身」では無いでしょうか。

そのインフルエンサーの、日常のつぶやきや、私生活や、おしゃれなコーディネートをずっと追いかけて、ある程度(もちろん全部じゃありませんが)そのインフルエンサーを知っていて、

「この人がおすすめするものだから」「この人が着ているものだから」という理由で、そのブランドの商品にリーチし、その商品を買っています。

つまり、そのブランドの商品そのものを信頼しているのではなく、

そのブランドを紹介しているインフルエンサー(人、広告塔)を信頼して購入しているのです。


一方で、③④はどうでしょう?

ターゲットの20代女子からすれば、

「自分の話をたくさん聞いてくれて、自分の願望が詰まった商品」

「しかも、それを無料でもらえた」となりますよね。

これは、商品そのものを「好き」になりませんか?

そして、誰かに広めたくなりませんか?

友人に自慢したくなって、SNSにあげるかもしれません。

それを見た仲の良い友人は、お揃いコーデをしようと色違いの商品を買うかもしれません。

(とまあ、ここまでうまくいくかは分かりませんが。)


①②と③④はそれぞれ「自分を好きになってもらうためのアピール方法」です。

ビジネスに置き換えると、「自社ブランドのファンになってもらうための広告方法」です。

①②は、商品そのもののファンは出来づらいでしょう。

出来たとしても、2次的要因であり、インフルエンサー次第です。

しかし、③④に関しては、いわゆるオーダーメイドなので、

その人の願望が詰まっていて、「大好き」が形になったものです。

だから、「ファン」になります。


〜「ファン」と「お客様」の違いは?〜

これはキングコングの西野亮廣さんがよく話しておられることですが、

「ファン」と「お客様」の違いはこうです。

ファン:サービスや商品の「提供者」を応援する人

お客様:サービスや商品を応援する人

お客様は、サービスや商品そのものが好きなので、より良いものが他ブランドで出れば、そちらを買います。

でも、ファンはそのサービスや商品を生み出している「提供者」が好きなので、他ブランドが少々良いものや、安い値段のものを出してきても、自社のものを買ってくれます。


そして、「ファン」になってもらうには、

③④のように、「自分の話をたくさん聞いてくれて、自分の願望が詰まった商品」で「しかも、それを無料でもらえた」となるような施策が必要だと思います。


〜フクコトバが新たに実施すること〜

これを、私たちフクコトバはnoteで実施したいと思っています。

今日は大枠だけをお話しさせて頂き、後日詳細はお話しさせて頂きますが、

私たちフクコトバが、個人でファッションアドバイザーやファッション関連の買い物同行サービスをされているクリエーターさんに、「ファッション」や「日々の活動」や「記事」に込めた”想い”を直接たくさん聞かせて頂き、その内容を他己紹介のような形で記事を作成し、広告をする

という企画をスタートしたいと思っています。

もう少し、詳しい内容は、追って記事にさせて頂きます。

現時点でも、もしご興味がある個人でファッションアドバイザーやファッション関連の買い物同行サービスをされているクリエーターさんは、ぜひコメント欄もしくは、下記メールまでご連絡ください!

ぜひ、お楽しみに!!


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