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たまねぎエッセイ

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アメリカ生活でのあれこれ、その他人生におけるちょっとした気づきなんかについて。
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#海外生活

ベトナムのバイクタクシーから学んだこと

あれは2012年のことだった。ぼくはその当時大学4年生。就職活動に失敗し人生というものについ…

福原たまねぎ
2週間前
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ニュースってなんやねん -オーストラリアの毒グモの話と-

ぼくは小学校1~3年生ぐらいまでの時間をオーストラリアのシドニーというところで過ごした。ぼ…

福原たまねぎ
1か月前
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サンフランシスコに行ったことのないアメリカ人

何気ないエンジニアとの会話だった。そのエンジニアは生粋のアリゾナっ子で(白人のアメリカ人…

福原たまねぎ
1か月前
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走るスパゲッティー

ある土曜日のこと。お昼過ぎにぼくはシアトルのパイクプレイス・マーケット (Pike Place Marke…

福原たまねぎ
2か月前
64

フェニックス旅行記 -サボテンと楽器とスコッツデール-

フェニックス。アメリカ南西部のアリゾナ州に位置するこの街には縁があってよく足を運んでいる…

福原たまねぎ
2か月前
63

本当に「伝え方が9割」か?-モネの絵から考えたこと-

シカゴに旅行で訪れた時のこと (旅行記はこちらとこちら)。お目当ての一つはシカゴ美術館。こ…

福原たまねぎ
5か月前
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「ありがとう」を言うことの難しさ

アメリカに"Thanksgiving Day" (サンクスギビング・デー)という祝日がある。いわゆる感謝祭というもので、毎年11月の第四木曜日がこの祝日にあてられる。家族や親戚が集まってこんがり焼いた七面鳥を食べながらワイワイとおしゃべりする。元々はネイティブアメリカンに感謝するために始まったものみたいだけど、もっと広がって大事な家族や友人に感謝の気持ちを伝える習わしとなっている。 アメリカ人にとってすごく大事なイベントなのだ。それはどこまでも暖かくハッピーなものだから。

あったか寒い、もしくは寒あったかい (のどちらか)

ニューヨークを訪れたときのこと。ぼくはGreenwich Village (グリニッジ・ヴィレッジ) にいた…

福原たまねぎ
6か月前
55

ニューヨーク旅行記 -ジャズクラブあっちこっち巡り その2-

英語に"The night is young"という言い回しがある。「夜はまだまだこれからだ」みたいな意味だ…

福原たまねぎ
7か月前
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ニューヨーク旅行記 -ジャズクラブあっちこっち巡り その1-

ジャズの定番曲、いわゆるスタンダードに「Autumn in New York (ニューヨークの秋)」という曲…

福原たまねぎ
8か月前
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シカゴ旅行記 -ゴッホと限りなく微妙なラーメン-

シカゴを旅行する上で"ど定番"の場所を訪れたい。そう思ってダウンタウンの辺りを散歩すること…

福原たまねぎ
8か月前
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シカゴ旅行記 -MBAはお高いのね-

Amazonの同僚のエンジニアと飲むことがあると旅行の話になることが多い。アメリカ人の同僚は週…

福原たまねぎ
8か月前
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ナッシュビル旅行記 -やっぱりギターが好き-

ナッシュビルの旅は続く。前回はどうでもいいことを書いているうちに長くなってしまったので、…

福原たまねぎ
8か月前
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ナッシュビル旅行記 -車のドアは壊すべからず-

ニューオリンズの旅は紛れもなく"ジャズの旅"だった。本場のディキシーランドジャズを思う存分堪能することが旅を楽しむ手段であり、それ自体が目的だった。その目的は十分に果たすことが出来たと胸を張って言える。 そんなニューオリンズの旅を終えてすぐに思い浮かんだことがあった。それは「また音楽をテーマにした旅がしたい」ということだった。その旅先として真っ先に頭に浮かんだのがナッシュビルだ。 ナッシュビルに行ってカントリーミュージックをじっくり聴く。そんな有意義な時間があってもいいじ