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たまねぎエッセイ

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アメリカ生活でのあれこれ、その他人生におけるちょっとした気づきなんかについて。
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#海外生活

ニュースってなんやねん -オーストラリアの毒グモの話と-

ぼくは小学校1~3年生ぐらいまでの時間をオーストラリアのシドニーというところで過ごした。ぼ…

福原たまねぎ
3週間前
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サンフランシスコに行ったことのないアメリカ人

何気ないエンジニアとの会話だった。そのエンジニアは生粋のアリゾナっ子で(白人のアメリカ人…

福原たまねぎ
1か月前
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走るスパゲッティー

ある土曜日のこと。お昼過ぎにぼくはシアトルのパイクプレイス・マーケット (Pike Place Marke…

福原たまねぎ
1か月前
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フェニックス旅行記 -サボテンと楽器とスコッツデール-

フェニックス。アメリカ南西部のアリゾナ州に位置するこの街には縁があってよく足を運んでいる…

福原たまねぎ
1か月前
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本当に「伝え方が9割」か?-モネの絵から考えたこと-

シカゴに旅行で訪れた時のこと (旅行記はこちらとこちら)。お目当ての一つはシカゴ美術館。こ…

福原たまねぎ
5か月前
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「ありがとう」を言うことの難しさ

アメリカに"Thanksgiving Day" (サンクスギビング・デー)という祝日がある。いわゆる感謝祭と…

福原たまねぎ
5か月前
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あったか寒い、もしくは寒あったかい (のどちらか)

ニューヨークを訪れたときのこと。ぼくはGreenwich Village (グリニッジ・ヴィレッジ) にいた。赤茶けたレンガで作られた建物とくねくねと曲がった小道が織りなすクラシックな街並み。道沿いには小洒落たイタリアンやフレンチのレストランが連なり、若者がおしゃれな格好をしてワインのグラスを傾けている。あるものは黒いジャケットに縞々のネクタイをきっちりと締め、あるものは品のいいドレスをあくまで自然に着こなしていた。 季節は秋。美しい11月のことだった。空気はひやりと冷たく

ニューヨーク旅行記 -ジャズクラブあっちこっち巡り その2-

英語に"The night is young"という言い回しがある。「夜はまだまだこれからだ」みたいな意味だ…

福原たまねぎ
7か月前
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ニューヨーク旅行記 -ジャズクラブあっちこっち巡り その1-

ジャズの定番曲、いわゆるスタンダードに「Autumn in New York (ニューヨークの秋)」という曲…

福原たまねぎ
7か月前
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シカゴ旅行記 -ゴッホと限りなく微妙なラーメン-

シカゴを旅行する上で"ど定番"の場所を訪れたい。そう思ってダウンタウンの辺りを散歩すること…

福原たまねぎ
7か月前
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シカゴ旅行記 -MBAはお高いのね-

Amazonの同僚のエンジニアと飲むことがあると旅行の話になることが多い。アメリカ人の同僚は週…

福原たまねぎ
7か月前
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ナッシュビル旅行記 -やっぱりギターが好き-

ナッシュビルの旅は続く。前回はどうでもいいことを書いているうちに長くなってしまったので、…

福原たまねぎ
7か月前
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ナッシュビル旅行記 -車のドアは壊すべからず-

ニューオリンズの旅は紛れもなく"ジャズの旅"だった。本場のディキシーランドジャズを思う存分…

福原たまねぎ
7か月前
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ニューオリンズ旅行記 -眠らないその街は-

アメリカに住んでいて良かったなーと思うことのひとつ。それはアメリカ国内の魅力的な都市にひょいっと旅に出かけることが出来ることだ。近いところで飛行機で1時間、遠いところでも4-5時間で行ける。これはなんともラッキーなことだなと思う。 ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルス。西海岸だけでもおもろいところだらけだ。おっとサンディエゴも忘れてはならない。アラスカだってサッと行けちゃうし。東海岸側を見渡せば、シカゴ、ボストン、フィラデルフィア、そしてもちろんニューヨーク。ぼくが