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たまねぎエッセイ

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アメリカ生活でのあれこれ、その他人生におけるちょっとした気づきなんかについて。
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記事一覧

ベトナムのバイクタクシーから学んだこと

あれは2012年のことだった。ぼくはその当時大学4年生。就職活動に失敗し人生というものについ…

福原たまねぎ
2週間前
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インドの盗人から考えたこと

大学生といえばバックパックであり、バックパックと言えばインドだ。異論は許さない。というの…

福原たまねぎ
1か月前
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ニュースってなんやねん -オーストラリアの毒グモの話と-

ぼくは小学校1~3年生ぐらいまでの時間をオーストラリアのシドニーというところで過ごした。ぼ…

福原たまねぎ
1か月前
57

帰る国があるということ -アンドレとデシオの話-

ぼくは目にちょっとした病気があり(それについては以下の記事で書きましたが)ずーっと同じ眼…

福原たまねぎ
1か月前
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サンフランシスコに行ったことのないアメリカ人

何気ないエンジニアとの会話だった。そのエンジニアは生粋のアリゾナっ子で(白人のアメリカ人…

福原たまねぎ
1か月前
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走るスパゲッティー

ある土曜日のこと。お昼過ぎにぼくはシアトルのパイクプレイス・マーケット (Pike Place Marke…

福原たまねぎ
2か月前
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フェニックス旅行記 -サボテンと楽器とスコッツデール-

フェニックス。アメリカ南西部のアリゾナ州に位置するこの街には縁があってよく足を運んでいる。ここにはAmazonの大きなオフィスがあり、Amazonのセールの機能を開発しているエンジニアの多くもここを拠点に働いている。そんなわけで仕事柄ぼくもPMとしてこの街を訪れてはエンジニアとオフィスで話したりランチに行ったりしている。ぼくが住んでいるシアトルからは飛行機で3時間ほど。意外とサクッと行けてしまうのだ。 アリゾナ というと、カラカラとした砂漠にサボテンがぽんぽんと生えていて

バンクーバー旅行記 -癒しがすぎるビーチに台湾まぜそば-

前回に引き続いてバンクーバーお散歩記録。 朝起きてダウンタウンの街を彷徨う。雲の切れ間か…

福原たまねぎ
2か月前
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バンクーバー旅行記 - "シアトルの兄弟"と呼んでいいかしら -

バンクーバーはずっと行きたかった。ぼくが住んでいるシアトルから飛行機で1時間、もしくは車…

福原たまねぎ
2か月前
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Noteの文章がすべて自動で書かれる未来が来るか?

ロアルド・ダールの『あなたに似た人』という短編 (I・II)がとても面白い。ロアルド・ダールと…

福原たまねぎ
2か月前
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クニさんから学んだこと -そのミスだけはしちゃだめよ-

ぼくが高校一年生のときの話。当時ぼくは神奈川県は横浜市の中高一貫校に通っていた。よりにも…

福原たまねぎ
2か月前
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その封筒を開けてはならぬ

あれはもう7年前の話だ。ぼくは当時アマゾンジャパンという会社で働いていた。ぼくはAmazonの…

福原たまねぎ
2か月前
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トイプードルを預かったら人生変わった件

どうしたものか。2匹のトイ・プードルがなんでぼくの部屋にいるのか。この独身アラサーの寂し…

福原たまねぎ
2か月前
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"やりたいことをやる"という罠

人生で最初に買ったCDアルバムはなんですか? そんなことを聞けば「今更CDなんて」とぶつぶつとこぼしたくなる人もいるかもしれない。されど30代以上の皆様。きっと人ぞれにCDアルバムにまつわる思い出を一つや二つは少なくともお持ちという人もいるはずだ。ある人はレッド・ツェッペリンの、ある人はHi-STANDARDの、またある人はプッチモニ (つんく♂プロデュース) の思い出と共にあるかもしれない。いずれにせよ、この世に生を受けてはじめて買ったCDとなればなおのこと記憶に残ってい