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#95 自分で答えを出すことを意識すると決断力が飛躍的に向上します

自分なりに考えて、行動することに無意識にでも憧れている人が多いと思います。ただ、ついつい他力本願になって、自分で考えることを放棄してしまう場合もあるのも現実です。

ではどうしたらよいのかということですが、「どんなことでも自分なりに答えを出すこと」を大事にしています。

自分で答えを出すということはどういうことかというと、例えば、会議の場で

自分だったらこうやってやるとこっそり心の中で呟く
参加者に具体的な提案をしてみる
自分が主担当としてこういったことをやってみますと行動に移す

などを考えたり、意見を言うことです。

もちろん、思い付きだけではなくて、ちゃんとした理論構成は必須です。

常に考える習慣が身に付く

単純に感情的に意見を言うのでは意味はありません。

自分なりに結論を出すためには、そうなった背景やデータ、今後の進むべき方向などをちゃんと論理的に考える必要があります。

例えば、ジュース販売店で売り上げが下がっているのでどういった製品を売り出していくか

・気候変化による嗜好が変わった
・街で歩いていると皆が飲んでいるジュースが変わっている
・雑誌の特集で特定のジュースが取り上げられた
・twitterでバナナが流行っているとバズった
・ジュースの原料の輸入コストが下がった

など色々な前提条件をしっかりと考えます。

100%の正解はありませんが、考えられる前提条件の中で自分ならこうやった戦略で進めるということを考えていきます。

そこで、できれば他の人に説明できるようにします。自分の中で考えることはもちろん大事ですが、言葉にすることで足りない部分も見えてきます。

自分なりの判断基準が理解できるようになる

自分で考えるということを続けていくと、自分なりのルールが見えてきます。

・ニュースなどの外部情報を重視する
・周囲の人が好みそうな内容を選択する
・自分が経験したことを大事にする

などどういった思考回路で考えをまとめていくかが見えてきます。何が正解ということはありません。ただ、自分なりの思考回路を理解しておくことで、常に考えを整理することを継続します。

もちろん、苦手な部分があってそういったことを理解して補うことを意識することも無視してはいけません。

決断力が飛躍的に向上する

結局、自分なりに決断することを継続しないと、決断力は身につきません。

会議などの場で自分なりの考えをまとめて、意見を言うことが一つの決断です。当然、非難されることもあると思います。ただ、自分なりの判断で決断したことは無駄になりません。

そういったことを継続することで、決断力が身についていきます。

その上で行動することも大事です。口で言うだけは比較的簡単です。やはり、その次のステップとして自分なりの考えを行動に移すことです。

行動に移すことで、あまり適当なことを意見で言えませんし、その過程で多くの苦労に直面します。そういった部分も考慮して、自分なりの考えをまとめるという行為が現実的なアイデアを産み出す原動力になります。

口だけの人は誰からも尊敬されませんが、自分なりに考えて、先頭に立って行動に移せる人は自分のスキルが向上するだけでなく、周囲からも尊敬される存在になれること間違いなしです。

また、自分で決めたことはモチベーション高く取り組めますね。

勇気をもって行動に移せる

最後には行動する勇気が身に付きます。

先ほども書きましたが、行動することが最も重要な要素です。そのための、勇気を持てることが大事です。

誰でもやったことがないことに対しては、不安がつきまといます。でも、ちょっとしたことでも、この恐怖感に打ち勝って行動することで、少しずつでも不安感が薄まっていきます。

そういった行動を継続することで、より大きな課題に対して、自分なりに考えて行動に移せるように成長していけます。

今回は自分で答えを出すことを習慣化することで、多くのスキルが身に付くという内容をまとめてきました。

如何でしたでしょうか?毎日のちょっとした積み重ねが大事です。頑張っていきましょう。

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