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【憲法記念日】令和四年。

 5月3日。55年体制を引きずった古いレジーム、ハト派の護憲か、タカ派の改憲かではなく、リベラルな改憲を含めた国際環境における現実と理念の両方を基盤とした憲法論争が必要だと思います。国会だけでなく市民の中でもメディアでもSNSでも。それが公共圏、民主主義、公共のコミュニケーション。  憲法記念日に思う。45年前の江田三郎の市民ネットワーク社会構想、市民社会連合は早すぎたのだろうか。日本の時代も社会も追いつかなかった。50年間変わらなかった日本。しかし現在その可能性はお上からではなく草の根から芽生えつつあると信じたい。  社会党書記長として構造改革論争に敗れた江田三郎が市民ネットワーク社会を構想して77年に結党した社会市民連合に、菅直人や石井紘基らが集結。死後、長男江田五月先生が引き継ぎ社会民主連合を結成、野党連合政権実現のための闘いは日本新党主導で失敗、民主党政権で実現したが崩壊した。焼け跡からまた何度でも新しい理念を再生させ、国民市民のための民主主義を根付かせなければならない。

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