あの一言があったから今があるんだよなぁ
昨晩、2017年にブログを開設した当時の記事がシェアされました。
久しぶりに昔の記事を読み返してみたら、
懐かしい
恥ずかしい
これ書いたのだれよ?
さまざまな感情が雪崩のごとく押し寄せてきて、
その中で、縁もゆかりもない人から放たれたある一言を思い出しました。
「あなたみたいな人でも・・・」
それは恐る恐る始めみたTwitterでの出来事。
日常生活のツイートについた返信。
「あなたみたいな人でも海外生活ができるんですね。安心しました」
とらえ方によっては「クソリプ」「嫌味」と呼ばれるものかもしれません。
「あなたみたいな人」・・・ほんのり悪意があるっちゃある。
でも、当時のわたしはバカみたいに前向きでした。
「この人が安心できたのはわたしのおかげなんだ!」
「わたしでも誰かの役に立つことができるんだ!」
と、嬉しくなってしまったんですよね。
すごい人にはなれないけど「安心」は提供できる
ブログ界やSNS界には「すごい人」「たくさん稼いでる人」「崇拝されてる人」がゴロゴロいます。
わたしは人に誇れる経験も特別な知識もなく、
顔やスタイルが良いわけでもなく、
映える画像も投稿できないし、
観光地の情報もよくわかりません。
ブログを始めた当時は無職の中年女でした。
「わたしのブログやSNSなんて誰も見やしない」
そう思ってた矢先の、
「あなたみたいな人でも海外生活ができるんですね。安心しました」
そうか。
わたしは読者さんフォロワーさんの「疑問」や「不安」を解消して「安心」を提供できるのかもしれない。
そこから、ちょっとずつ状況が変わっていきました。
わたしみたいな人でも・・・
そして、今。
2019年にオーストラリアで開業し、メディア運営と同時進行で法人メディアや業界誌の寄稿、商品開発、マーケティング業などで細々と生計を立てています。
好きなタイミングで日本とオーストラリアを行ったり来たりできるようになりました。
現在、一時帰国中。
実家でこの記事を書いています。
「あの一言がなければ、わたしはここにはいないかもしれない」
そんなことを思いました。
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