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作ったことで満足する私、細かにリストをチェックする妻【6カ月目から7カ月目まで】(離乳食編)

ねんねトレーニングを開始し、夜の授乳なしで眠るようになった次男。
妻の睡眠不足もほぼ解消されていきました。
そして、6カ月を迎え、離乳食を始めました。

(1)出産から10日目まで
(2)11日目から1カ月目まで
(3)1カ月目から3カ月目まで(前編)(後編
(4)3カ月目から5カ月目まで(前編)(後編
(5)5カ月目から6カ月目まで
(6)6カ月目から7カ月目まで【<--今日はここの離乳食編!】
(7)7カ月目から8カ月目まで

私が作った離乳食を完食する次男

産後6カ月を迎えました。
ハーフバースデイのお祝いでは、まだ何も食べられない次男を囲んで、家族三人で美味しくケーキをいただきました。
長男の時も同じケーキ屋さんで同じケーキをお願いしました。
長男のハーフバースデイのことも思い出させてくれる、素敵な日になりました。

6カ月を過ぎたら、始めようとしていたことがあります。
離乳食です。次男の離乳食、母乳とミルク以外で初めて口にする食べ物。

長男の時には、私は作ったことがありませんでした。
私にとっては、初めての離乳食作りです。
私の作った料理が、次男にとって人生で初めて口にする食べ物になるのです。
何とも感慨深いです。

ハーフバースデイを祝った翌日、私は離乳食を作りました。
次男にとって初めての離乳食は、もちろん10倍粥。
鍋で30分煮込み、10分蒸らして出来上がりです。

初めての10倍粥。
1回で食べる量は、たったの5ml。
しっかりと冷ました10倍粥をスプーンで次男の口に近づけてみます。
次男は興奮しながら口をチュパチュパしています。
口に入った瞬間、次男は満面の笑み。
まるで美味しいと言っているかのようです。
聞き取れない言葉を発しながら、次の一杯を要求してきます。
さらに次の一杯。あっという間に完食。
次男は、まだ食べたそうに「ふんがふんが」言っていました。

10倍粥を1週間続け、次の週には、初めての野菜、ニンジンです。
その3日後にはカボチャ。
そして、初めてのタンパク質は、豆腐。
サツマイモ。
ホウレン草。
白身魚のタイ。
ブロッコリーと続けていきました。

産後6カ月を過ぎると、母乳に含まれる成分が減少すると言われています。
タンパク質やミネラルが特に少なくなるようです。
離乳食で、それらの成分を補うことも大切なことになります。
産後6カ月では1回食ですが、7カ月を過ぎたら2回食に、そして、3回食にと増やしていく予定です。

だんだんと卒乳が見えてきました。
そう考えると、少し淋しい気がします。
いつまでも赤ちゃんのままでいい。
そう言っている妻の気持ちが分かる気がしました。

離乳食を食べなかった長男

妻は長男の離乳食を一人で作り、一人で食べさせていました。
想像すると、改めて妻に畏敬の念を抱きました。

離乳食が、毎回上手くいくとは限りません。
作った離乳食を全く食べない時もあります。
器をひっくり返されてしまうこともあります。

長男の時がそうでした。
離乳食が上手くいかず、長男の体重が増えない時期がありました。
妻は、思い悩んでいました。

粉ミルクを混ぜて、食べやすい味にしたり、市販の離乳食を試したり。
かかりつけの小児科で相談もしました。
妻は、一人で闘っていました。

長男の離乳食問題は、旅行を機に解決しました。
長男にとって初めての旅行でした。

私たちが宿泊した旅館の対応は、とても丁寧でした。
お願いしたお粥を、料理長が自ら作ってくれました。
十分に冷まされ、私たちの前に出された料理長のお粥。

こんな時だけ、育児やってるふりの私が長男に食べさせました。
自宅から持って行った長男用のスプーンでお粥をすくい、口に近づけます。
パクっ。
次も、パクっ。
パクっ、パクっ、パクっ・・・

長男は、料理長の作ったお粥をペロッと食べ切ったのです。
それまで、離乳食をあまり食べなかったことが信じらないぐらいの勢いで。
旅行から帰ってきた長男は、離乳食をもりもり食べる子に変身しました。

作って食べさせるだけではなかった離乳食

長男の時に買った「はじめの離乳食事典」。
当時、妻はこの本を片手に一人で長男のための離乳食を作っていました。

次男の離乳食作りのために、私もこの本を読みました。
この本のあるページには、食べた食材のチェックリストがあります。
長男が食べた食材すべてにチェックが入っています。
妻が、細かく、丁寧に確かめていった痕跡です。

妻の痕跡を見て、離乳食を作って食べさせることだけで満足している自分に気づきました。
やってるつもり育児でしかなかったのです。

離乳食で最も心配なのはアレルギー反応です。
妻は、アレルギーがあった場合のことを考え、かかりつけ医の休診日には、初めの食材を口にすることはしないようにしていることも教えてくれました。

そして、妻は、この本に、次男の食べた食材を別の色のペンでチェックしていっています。

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