見出し画像

リクルートって何の会社?

よく聞かれます。
僕も入社前はわかりませんでした。

まずリクルートには沢山のサービスがあります。

画像1


ちなみに僕の配属はスーモです。

1.何をしているのか


結論から言うとマッチングの会社です。
リボン型ビジネスモデルというそうです。

画像2


これだけ見てもよくわからないと思うので
上の図をスーモに当てはめると

個人ユーザー(=A)
やりたい事▶︎家を借りたい/買いたい。
困ってる事▶︎どうやって探そう。


企業/クライアント(=B) 
やりたい事▶︎家を貸したい/売りたい。
困ってる事▶︎どうやって借そう/売ろう。


この間に入ってそれぞれの望みを叶えるのがスーモの役割です。


スーモを使ったことがある人(A)はイメージしやすいと思いますが、サイトを開くとズラッと家が並んでいて、駅ごとに検索できたり条件で絞ったりとかなり探しやすかったと思います。

それは企業側(B)に言い換えると、見つけられやすいとなるわけです。


そんなお互いにメリットがあるモデルを完成させるためにリクルートの営業マンは存在しています。


営業に良いイメージを持つ方は少ないと思いますが、関わる人全員のメリットのために仕事ができるリボン型は、シンプルで気持ちが良いなと思ったりします。


話を戻すと、スーモではBに対し「家の魅力を世間に届くように努力するので、我々にご投資いただけませんか」と営業をしているわけです(かなりざっくりです)。

CMで掲載物件数No. 1ということを謳ったりしているのはこのためです。

画像3

(ちなみに誰がCMに出るのかほとんどの社員はギリギリまで知りませんし、会うこともありません)

今の話をスーモ以外のサービスに当てはめるとこんな感じです。

【例】

●じゃらん
A:旅行いきたい
B:泊まって欲しい

●リクナビ
A:就職したい
B:雇用したい

●ゼクシィ
A:結婚式したい
B:ウチで結婚式やってほしい
※ゼクシィ縁結びという人のマッチングサイトもある


以上、リクルートのサービスはジャンルこそ違うものの、そのほとんどがリボン型によって成り立っています。


2.仕事の難易度

ググったところ

「リクルートの事業は、何十種類もの会社の経営方針を企画立案して、実施、実行するという、戦略に関する仕事であり、大きなスキルと発想力が求められる、起業家の集団のような企業だ」

とのことでした。概ね自分の感覚と同じです。


また社内で評価の高い人ほど我がごと感が強く、お客さんからの信頼度は高いです。社内ではこれが極まった状態を「憑依」と言います。

これをやり切るには相当な時間と行動力、根気が必要です。

この会社はスマート(?)な人が多いイメージですが、どっちかというと体育会系。社員のHPは身体も心も並外れています。ボクサーだったら恐ろしいなと思うこともちょいちょいあります。


3.いくらもらってるのか


同窓会でせーので暴露した時は多い方だった記憶があります。

ただそれは新卒の頃の話。
成果型の側面もあるので、だらだらしているとずっと昇級しませんし、社内でもあっという間に差が開きます。

使い道も人によるので面白いです。
飲み会に全てを捧ぐ人もいれば、家を買う人、投資に回す人、趣味に没頭する人。

ちなみに僕の場合はほとんどボクシングに使っていて、残りは貯金と妹達への仕送りにあてています。


4.役職と出世


平社員、係長、課長、部長、役員と変わりはありませんが、読みが横文字です。例えば課長のことをGMと呼んだり。

また役職と年齢は関係ありません。
年下の上司、なんてことも人によってはあり得ます。

出来る人が上にいくというシンプルなルールです。

数年前、若くして役員になられた方とお話する機会がありました。どんな気持ちなのか聞いたところ

「適材適所。どんな人間にも活躍できる場は必ずあり、自分の場合それが目立つところにあっただけ」

という話をしていただいたのを覚えています。

好きな言葉です。


5.最後に

スーモのオフィスは田町にあって、大変綺麗です。ウィルスの影響もあり転勤してからほとんど行けてないのが残念。

画像4


早くコロナが収まって堂々と出社したいです。


かなりざっくり話しました。
少しはリクルートという会社を知っていただけたでしょうか。

そういえばリクルートは激務のあまり不夜城と呼ばれていた時代もあったそうです。今はそんなことありません。たしかに余裕がない時の方が多いですが、僕が今もプロボクサーとして活動できていることが何よりの証明ではないでしょうか。

ただ大事なことなのでもう一度言いますが余裕がない時の方が多いです。

終わり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?