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【膝痛の落とし穴】医者に言われるがままに鍛えたらいいのか?

膝痛で悩んどる人によくある落とし穴。

それが「太ももを鍛えなさい」というキーワード。

病院に行き、診断の時に「とりあえず湿布出しとくけど、太ももの筋肉が落ちているから鍛えて膝を強くしなさい」って言われん?

まぁよくあるパターンよね。「とりあえず湿布」も(笑)

でもこれが落とし穴なんよ。

膝が痛い人は太ももを鍛えんでもいいことが多いんよね。

その理由としては、

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膝痛の姿勢

太ももの筋肉は硬い

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ってことなんよね。

ここを理解しとかんと、闇雲に「太ももを鍛える」ってことになってしまうわけよ。

ひとつずつ説明していくけぇね。

①膝痛の姿勢

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膝の痛みがある人は特徴的な姿勢になりがちなんよね。

それは、《膝が伸びない》ってこと。

じゃけぇ立った時に、軽く膝が曲がった状態になるんよね。

プラス、猫背気味になる。

膝が曲がっとったら、上半身を真っすぐするのは難しいけぇ背中は丸くなりやすいんよ。

実際にやってみたらわかるよ。

膝曲げて立ったら背中丸めたくなるけぇ。

で、この姿勢になったら、太ももの前の筋肉は常に筋トレ状態になるんよね。

だって考えたら、軽く空気椅子みたいになっとるんじゃけぇ当たり前よね。

膝曲げたまま歩いてみんさい。太もも辛いけぇ。

じゃけぇこの姿勢になると、太もも前は過剰に働いてしまうんよね。

②太ももの筋肉は硬い

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①を読んだらわかったよね?

膝痛の人は常に筋トレ状態じゃけぇ、太ももの筋肉はパンパンなわけよ。

これでさらに筋トレで鍛えたらどうなると思う?

太もも「まだ僕をいじめるでやすんかぁ?やめてくださいよぉ!」って訴えてきとるんよね。

つまり筋トレなんかせんでも、勝手に筋トレしとる。

じゃけぇ、少し歩くだけですぐに疲れん?

こうなりゃ、

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太ももの筋肉は硬くなる。

硬くなり過ぎると、膝に痛みを誘発する。

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って流れになってくるんよ。

これが《膝痛の落とし穴》の正体ね。

「じゃあどうすればいいの?」ってことじゃけど、太ももを鍛えないこと。

さらに言えば、鍛えるんじゃなくて《ほぐすなどして柔らかくする》必要がるんよね。

もっと言えば、太ももじゃなくて《太もも裏》を鍛えるべきなんよ。

筋肉は拮抗作用があるけぇ、太もも前の反対の機能でもある裏を鍛えると太ももの前の筋肉は緩んで強くなるんよね。

さらっと言ったけどここ結構重要じゃったわ。もっかい言うわ(笑)

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筋肉には拮抗作用がある。

太ももの前とは逆の裏の筋肉を鍛えることで、前の筋肉は緩んで強くなる。

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ってことね。

じゃけぇ無理に太もも(前)を鍛えんでもいいんよ。

もし病院で「とりあえず湿布出しときます」って言われたんなら参考にしてくれたら嬉しい。

もちろん太ももの筋肉が落ちとる人もおるけど、そうでない人の方が多いんよね。

しっかりと見極めることも重要じゃね。

ほいじゃ!

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広島の腰痛専門出張パーソナルトレーナーとして活動中

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