パーソナルトレーナー藤井自伝152

同じ摂取カロリーでも痩せる食事方法

実は摂取カロリーが同じでも、配分が変われば痩せる事が可能である。
なんの配分かというと、1日の中での摂取カロリー比率だ。
要は1日3食とした場合に、朝昼夕の食事量の配分のことである。

よく夜食べると太る、となんとなくの常識のようにあるが、実はあれば本当で、時間栄養学的にいうとまさに事実なのだ。
人間には体内時計があり、そのリズムに沿って消費をしたり回復をしたりとそういった準備をしている。
つまりその準備に合わせて相応しい行動をとることで効率的に痩せていくことが可能なのだ。

なので、摂取カロリーは抑えているはずなのに、何故か痩せない、何ていう方は食事配分に原因があるかもしれないのだ。
実際に海外の研究で、BMI35以上の女性に対しの減量プログラムで、摂取カロリーの配分を変えて行った研究がある。
摂取カロリー自体はどちらのグループも同じで、カロリー配分を
1日3食の食事を朝食・昼食・夕食で
700kcal・500kcal・200kcalのグループと、
200kcal・500kcal・700kcalのグループで、
朝にウエイトを置くか夜にウエイトを置くかで実験が行われた。

結果として、朝にウエイトを置いたグループのほうが明らかに体重が減少し、落ちにくいお腹周りの内臓脂肪の減少が見られたということである。

このことから、朝に食べたほうが痩せやすく夜に食べたほうが太りやすいという事が判明し、朝に摂取カロリーが低いと日中のエネルギー消費が落ちやすいことや、夜にカロリーが高いと脂肪として溜め込みやすく、睡眠の質を下げる恐れがあり、さらには朝の食欲減退にもつながるということも出てくる。

カロリーコントロールやPFCバランスが上手くできているはずのになぜか痩せないという人は、今度は別の視点から考え、今回のカロリー配分を変更し、朝に比重をおいた食生活に変えてみることを行ってみるのも一つの手である。

ダイエットは摂取カロリーと消費カロリーが全てである。
といった盲信を一度忘れて、時間という概念を取り入れて、違う視点からのアプローチを入れてみるのも解決の糸口になると思われる。
1日24時間、人はそういった周期の中で生きているわけで、その周期に合った行動を心がけることは体にとって健康にとっても大きな影響があり、健康とダイエットは切っても切り離せに関係である。

ぜひ時間という概念を取り入れるとともに、別の視点からのアプローチも忘れずに考えてみて欲しいものである。

続く


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