パーソナルトレーナー藤井自伝42

ついにシンガポール入国

海外に行くのは大学3年生の頃にデンマークに行って以来のため、実に5,6年ぶりである。
羽田空港に来るだけでも少し緊張とワクワクを感じる始末だ。
念には念を3時間前には空港に入りチェックインから荷物の預け入れまでを済ます。

シンガポールまでは約7時間ほどの空の旅だ。
睡眠と映画を2本ほど見ている間に到着する。

空港では久しぶりの友人と会う。
そこからタクシーに乗って家を目指す。
僕以外にもトレーナーは集まっていて、僕を含めると6人いるようだ。
住む家は個々人で借りるのではなく、広い部屋でトレーナーと社長を含めた合計7人で暮らす形になる。

僕の他にはボディビルアジアチャンピオンやアメリカでスポーツ栄養学の修士号を取得したベテランのトレーナーなど猛者揃いである。

一通り挨拶を済ませた後、近くの商店街のようなところへ僕の寝具を購入しに行く。
そして近くのホーカー(野外フードコート)で歓迎会をして頂いた。

これからこのシンガポールで初めての海外生活と、初めてのパーソナルトレーナーとしての仕事が始まることになるのである。

続く

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