藤池 陽太郎

FUJIIKE DESIGN OFFICE 代表。最淡路島で小学校の教員として働きな…

藤池 陽太郎

FUJIIKE DESIGN OFFICE 代表。最淡路島で小学校の教員として働きながら、デザイン制作のお仕事もしています。最近はワークショップの企画やファシリテーターのお仕事もしています。 https://fujiike-design-office.studio.site/

最近の記事

ワークショップを企画して学んだ8つのこと

みなさんこんにちは。 淡路島で小学校の教員をしています、藤池陽太郎です。 小学校の教員する傍ら、デザイン制作やワークショップのお仕事もしています。 先日、ぼくのファシリテーターの師匠・マーキーと企画したワークショップ「対話が変われば組織が変わる」組織変革ワークショップを無事に開催することができました。マーキーの問いのもと、参加者のみなさんと組織やファシリテーションについて対話を深めるとても楽しい時間となりました。 今回はマーキーとワークショップを企画・運営してみて学んだ

    • ”対話が変われば組織が変わる” 組織変革ワークショップ 【2024年8月17日(土)】

      みなさんこんにちは。 淡路島で小学校の教員をしています、藤池陽太郎です。 小学校の教員する傍ら、デザイン制作やワークショップのお仕事もしています。 今回は、ぼくのファシリテーターの師匠である、マーキーとの企画です。 青木マーキーは日本で初めての会議ファシリテーション専門事務所を設立したファシリテーターです。 淡路島に移住をし、マーキーのもとでファシリテーションや場づくりについて学んで2年半。 マーキーとは、様々なワークやいろんな時間を共にする中で、場づくりの基本からファシリ

      • 淡路島で「撮る」を知る・感じる・楽しむワークショップ at 琴屋 【2024年3月16日(土)〜17日(日)】

        みなさんこんにちは。 淡路島で小学校の教員をしています、藤池陽太郎です。 小学校の教員する傍ら、デザイン制作やワークショップのお仕事もしています。 さて、この度、バリ島と日本の2拠点生活をされているフォトグラファーの石川ひろこさんと「撮る」を知る・感じる・楽しむワークショップを開催することになりました。 石川ひろこさんは、出張撮影の【Lu-Lu Baby (ルル・ベビー)】を立ち上げた方で、ご家族のおかかえフォトグラファーとして日本全国&海外へ撮影をされているすごい方。現

        • 私たち教師はどのような子どもを育てていけば良いのか

          日々授業をしていて、この算数の内容は、この国語の内容は、子どもに教えて将来本当に役にたつのだろうかいう疑問は初任の頃から抱いていました。身につく力がはっきりしている単元はいいのですが、単元によってはそんな疑問をもって、悶々とした日々を過ごすことがありました。 しかし、昨年の夏に出会って、自分のモヤモヤした疑問がすっきりした本があります。それが「『資質・能力』と学びのメカニズム」(那須正祐・著)です。 結論から言うと、これから子どもたちにどのような力をつけていけばいいかという

        ワークショップを企画して学んだ8つのこと

          「ネズミの楽園実験」から考えるコミュニティの意義

          先日ネット依存、とりわけゲーム依存の子どもへの対応についての研修会に参加しました。 そこでなるほどと思わされた「ネズミの楽園実験」と、そこから考えるコミュニティの意義について書いていきます。 1.「ネズミの楽園実験」とは 以下、「ネズミの楽園実験」の説明ページを貼っておきます。 簡単に実験内容を説明すると、 依存物質の反応について調べるために、あるネズミは小さなオリに入れられ依存物質を摂取できるようします。もう一方のネズミは広いオリの中に入れ、遊ぶものやネズミの仲間を一緒

          「ネズミの楽園実験」から考えるコミュニティの意義

          小学校5年生 総合的な学習の時間「恵幸川大作戦!!」

          小学校3年生から始まる総合的な学習の時間。 総合的な学習の時間は、教科書がなく地域や環境、福祉や国際などを社会に広がる様々なものを教材として学習を進めていきます。生活科に比べると、扱う内容もより広く大きいものになるものの、子どもたちが夢中になって課題を追求する姿は生活科とは大きく変わるものではありません。 1.求められる「探究プロセス」そんな総合的な学習の時間ですが、新学習指導要領では、総合的な学習の時間についてこれまでの課題とさらなる期待として、「探究プロセスの中でも、『

          小学校5年生 総合的な学習の時間「恵幸川大作戦!!」

          小学校1年生 生活科「サツマイモだいさくせん」

          前回紹介したように、私は授業づくりをする時に、毎時間とはいきませんが、幼児期の「遊び」の考え方を生かして授業づくりを行ってきました。(考え方については以下参照) そんな「遊び」のように学ぶ今回は1年生の生活科の授業について、サツマイモを使った実践が「学びの場.com」というサイトで連載をさせていただいたので、次号で紹介させていただきます。 1.サツマイモだいさくせん(Vol1.) 当時の勤務校では、毎年1年生が生活科でサツマイモを栽培しています。しかし、サツマイモは土の中

          小学校1年生 生活科「サツマイモだいさくせん」

          幼児期の「遊び」の考え方を生かした小学校での学びとは

          私は学びの本質は「遊び」にあると思っています。 自分の興味があることや本当にやりたいと思う活動に夢中になり、没頭していく「遊び」。 毎回の授業とはいきませんが、そんな「遊び」のように夢中で学ぶ子どもたちの姿を目指し、そして、幼児教育の「遊び」の考え方を大切にしてこれまで授業づくりを行ってきました。 そんな幼児期の「遊び」の考え方を生かした小学校での学びについて、今回は書いていきたいと思います。 1.「遊び」の本質とは幼稚園教育要領には「遊び」について次のように記されて

          幼児期の「遊び」の考え方を生かした小学校での学びとは

          知的生産としてのアウトプット

          故・勝谷誠彦氏の言葉(『プロ論2』(徳間書店)より) 文字にすると、もやもやは消える。文字にするともやもやの原因が整理されてすっきりする。 人はいろんなことを曖昧にしておきたい。なぜなら覚悟しなくていいから。 文字にしてはっきりさせるとそうはいかなくなる。覚悟しないといけなくなる。反i省もしないといけなくなる。 そのかわり、ぼんやりしたものは消えていく。 つまり、やるべきことが見えてくる。 日々子どもたちにも 「書くことは考えること」 だと言っています。 教員として、日

          知的生産としてのアウトプット