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知的生産としてのアウトプット


故・勝谷誠彦氏の言葉(『プロ論2』(徳間書店)より)

文字にすると、もやもやは消える。文字にするともやもやの原因が整理されてすっきりする。
人はいろんなことを曖昧にしておきたい。なぜなら覚悟しなくていいから。
文字にしてはっきりさせるとそうはいかなくなる。覚悟しないといけなくなる。反i省もしないといけなくなる。
そのかわり、ぼんやりしたものは消えていく。
つまり、やるべきことが見えてくる。


日々子どもたちにも
「書くことは考えること」
だと言っています。

教員として、日々慌ただしく過ぎていく日々で
自分の考えたことをカタチにして蓄積していく必要がある
もっと思考をしていく必要がある
知的に生産していく必要がある
と、より強く思うようになりました

そこでアウトプットに関する書籍から
大切であると思った言葉を紹介します。



1 「情報だけを武器にしろ。」堀江貴文(ポプラ社)


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情報をハントする「狩り」が終わったら、次は自分の頭で考え、自分なりの言葉で世界中に発信し、頭の中を整理する癖をつけるのだ。
情報にお金を使わないと(もしくは、情報に気を遣わないと)、入ってくる情報の質が悪くなり、思考力が落ちる。要はわかりやなけやすい思考停止状態。
アイディアを出す作業を一発勝負で頑張るのではなく、情報を常に収集して、「ストックした情報を掛け合わせる作業」を日常的に、半ば無意識レベルで習慣化した方が良い。

2 「読んだら忘れない読書術」樺沢紫苑(サンマーク出版)

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「インプット」して「アウトプット」をする。このように「インプット」と「アウトプット」のサイクルをバランスよく回していくことで、頭の回転をどんどん速くなっていきます。
そして、インプットとアウトプットの繰り返しで頭の回転が速くなることで、猛烈に自己成長していきます。思考力もつき、判断力も速くなり、文章書くスピードも速くなる。結果として時間を有効活用できるようになるのです。


3 「結局、人生はアウトプットで決まる」中島聡(実務教育出版)

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これから求められるアウトプットは、「情報に自分なりの解釈を加え、わかりやすく伝えること」なのです。それを自分に課すことで、本質を理解するためにより深い学びをしようと努力するからです。そして、アウトプットを続けることで、その人の存在感が増し、パーソナルブランド、つまり個人の信用という何ものにも変えがたい価値につながることをぜひ覚えておいてください。



日々目の前のことを消化していくだけでも仕事はできます。
しかし、教師として、人として、哲学は形成していかないと思います。

日々の体験は、丁寧に振り返らないと「経験」にはならない。

「インプット」と「アウトプット」と繰り返しながら
たくさん思考し、知的生産としてアウトプットとして
物事の「本質」への理解を目指していきたいと思います。


(1) 2020.1.19 

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