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リスクを取らないリスク

みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ兼
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー、フジガッキーです!

きょうのテーマは、「リスクを取らないリスク」です。

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後悔先に立たず

「ああ、あのときああしておけばよかった」

みなさんにもよくあるのではないでしょうか。わたしにもあります。モヤモヤしますよね。なんであのとき素直にやらなかったのだろうかと。

でも考えてみたら、あのときが具体的なシーンとして思い浮かぶということは、いったんはその場面でやるかやらぬかを考えたということともいえる。考えた末にやらなかった。結果、後悔した。

なので、他にもやらない決断を下した事象のうち、立ち止まり考えるまでもなくスルーした際には、後悔しなくてすんだともいえるのではないか。

こうポジティブに考えることもできるが、後悔した事実は残るわけで、なぜ後悔したのか、そのときの自分にとってなにが決断を下せなかった理由なのか、どんなリスク要因があったのかについて、考えておく必要もあると思いました。

そんなことを考えていたときに『DIE WITH ZERO』にこんなことが書かれていました。

リスクをとらないリスク

デメリットは極めて小さく(あるいは、失うものが何もなく)メリットが極めて大きい場合、大胆な行動を取らないほうがリスクとなるということだ。
このとき、大胆な行動を取らなければ、心理的な悪影響も生じる。「もしあのとき思い切って行動に移していたら・・・」と一生後悔し続けるかもしれない。
逆に大胆な行動を取れば、心理的に良い影響が生じる。たとえうまくいかなくても、意義ある目標に挑戦したことを誇りに感じられるはずだ。
大胆な行動は、将来の幸福度を高めるという意味での投資になる。つまり、あなたの人生を豊かにする。

「DIE WITH ZERO」ルーム9より

見返りのない投資と考えられるかどうか

つまり、立ち止まって考えた際に、デメリットよりもメリットのほうが大きかった、にもかかわらず行動しなかった。結果、表面化したリスクはさほどでもなく、後悔したということか。

いままでどおりでなんの不自由があるというのか!やる必要や理由などない、敢えてやるイメージが湧かないという、慣性が強烈に働いたということかもしれない。

でも、大胆な行動をとれば幸福度が高まり、人生が豊かになる。そのための投資なのだ。しかも、見返りを求めない投資。自分だけが悦には入る投資。

もうステージが変わったのだ。残された時間は若いときほど多くない。

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『DIE WITH ZERO』(ゼロで死ね)
この本は、今年最高に刺さった一冊となりました。


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