ペーシングと評価
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
きょうのテーマは、「ペーシングと評価」です。
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◆ペーシング
ペーシングは、コーチングスキルの一つであり、コミュニケーションの入り口ともいわれています。
コーチングを行っている時間は、クライアントのための時間。なので、クライアントがお話ししやすいと感じる感じないは、コーチのペーシングに掛かっていると言っても過言ではありません。
身体の向きや表情、声の調子、アイコンタクトなどなど
でも昨日のあるセッションで感じたことがありました。
◆大きなリアクション
コーチングで大事なことは、「こたえはクライアントの中にある」です。
そしてその「こたえ」とは、必ずしも正解である必要はまったくなく、クライアントの方が現段階で思いつくアイデアでいいと考えています。
昨日もセッションを進めていくと、突然クライアントの方がなにか閃いたかのように、「あっ、そういえば・・・」とお話しされたことがありました。
とてもいいアイデアだと思い、わたしはPCの画面いっぱいに大きなリアクションをとり、「あっ、それいいですね✨」と答えた瞬間がありました。
◆評価になってしまっている
コーチングでは、「評価するのはよくない」とされています。
なぜなら、セッション中はクライアントの時間だからです。
つまり、「評価」がよくないとされるのは、コーチがクライアントの話を遮り自身の考えを途中で割り込ませることで、クライアントの思考がそこでストップしてしまい、それ以上広がらなくなってしまうことがあるからだと思います。
とともに、コーチ自身も「あっ、いまクライアントの方になにか気づきがあったみたいだ。よかった。」と満足してしまう。
昨日の私がまさにそんな状態でした。
自分の考えはしゃべってはいないけど、大きすぎる肯定的なリアクションもある意味評価してしまっていたのではないかと。
現に、終了後にクライアント役の方から感想をお聞きした際に、現状だとかもう少し突っ込んで聞いて欲しかったとのコメントもあったのでした。
コーチングセッションでは、実はコーチ自身もとても学びがあります。実に奥が深い。それだけに面白いと感じています!
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