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【映画英語】「お手並み拝見」は英語で?【完全なるチェックメイト(PAWN SACRIFICE)】レビューも!

"Let's see what you've got here."
「お手並み拝見だ。」

直訳:君に何があるか見てみよう。

映画やアニメで良く使われる表現。

他の気になった・知らなかった表現/単語

shrink】:「精神科医
動詞:
1. 縮む、減る
2.しり込みする、ひるむ
名詞:
1.しり込み
2.精神科医(米スラング)

普通は精神科医"psychiatrist".

it's your move.】:君の番だよ。
it's your turn.と同じ意味。

【Shut up, Size 12!】:黙れ、"デカ足"が!
アメリカの靴サイズ12inchは日本でいう30cm。

【a string of victories】:連勝
"With an impressive string five of victories, he became Champion."
素晴らしい5連勝で、彼はチャンピオンになった。

Yankees are playing in the series, you want a seat in the dugout.
日本語「やっぱり、最前線にいたいよな。」
直訳「ヤンキースがシリーズでプレイするとき、ダグアウト(控え)席が良いよな。」

翻訳家の人のセンスが光りますね。


作品情報

邦題:完全なるチェックメイト 原題:PAWN SACRIFICE (2015)
監督:エドワード・ズウィック
「ラスト・サムライ」などの監督

あらすじ↓

冷戦時代。1972年に開催された、チェス世界選手権。世界チャンピオンの座を守り続けてきた、ソ連の前に立ちはだかったのは、IQ187の天才にして稀代の変人といわれたアメリカの若きチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャー。絶対王者、ソ連のポリス・スパスキーとの対局でフィッシャーが繰り出した、驚愕の一手とは―。

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感想(ネタバレなし)

実話を基にした映画。冷戦時代に彗星の如く現れた"チェス"の天才の人生を描いた作品。チェスメインではないので知らなくても楽しめる作品です。評価は7.5/10。
ノンフィクション系の映画大好物なので、評価は甘めかも。


感想(ネタバレあり)

冷戦時代のアメリカに"ボビー・フィッシャー"が共産党の親の元に生まれる。精神的な病気を持っていて、周りからの期待親の影響もあり、頭がおかしくなっていく様子が描かれる。
この天才的狂気的な感じが良いですね。前半部分は微妙ですけど、後半のロシア人世界王者のスパスキーとの対戦は緊迫感があって素晴らしいです。
冷戦下なので、フィッシャーはアメリカを背負わざるを得ないわけですね、、、。想像もつかない重圧。相手のスパスキーも少し頭のおかしい演出があり、"チェス"の異常さが際立ちます。チェスは将棋より単純な分、一つのミスが命取りで、駒も減っていくばかり。劇中でも"酸素が徐々に薄くなっていくように"という表現が使われている通り、そのヤバさが伝わってきます。

物語的に盛り上がりは少ないですが、実在する人の人生を描いた作品はこれで良いのです!
いやー満足満足!

評価は7.5/10。

ではまた!

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