#折に触れて
消されるはずだったもの
2020年11月7日娘の死から娘のことや作品を書かせていただき、 ほっとしていた矢先、古い書籍の間から 閉じられたA4紙の入って膨れ上がった茶封筒を見つけた。
もう何十年も前のヨレヨレになった古い茶封筒には ぎっしりと手書きやPCを使って書いた詩や作品が入っていた。
きっと、娘が京都で一人暮らしをしていた時に書かれたのでは…?
それを開けて広げてみる。もうPCのインクが消え読めないような作
今年のバレンタインデー
今年のバレンタインチョコレートは早かった。
お正月入って第2週目には 生協で色とりどりのチョコが載った
だいすきなウイスキーボンボン!
生協に出ていたので まずは 私自身のご褒美に
それから
1月の終わりに 2月にお見えにならないパソコン個人教室の先生に
2月に入ってすぐ ボランティア活動でご一緒の3丁目の寅さんに
そして、
昨年まで、車で病院に送ってもらっていたお隣のご主人に
風花や同窓会の便り来て
年賀状を書いたのが 40枚。3分の1は企業から、残りの3文の1は 親戚で 同窓生は後の3文の1とはいかなかった。
送った人のうち1人はメールでもう1人は電話で返事が返ってきて、久しぶりの長話。それも ええもんやなあ!と 思うようになった。
そして、年賀状が来た人の2人は「来年からのお年賀は失礼いたします」と書かれていた。
もうそんな年齢になったんやなあ!と考えさせられた。そしてやっぱり、同窓
「イーハトーブ賛歌」by多和田史(2)
「イーハトーブ賛歌」(1)でこのピアノ曲は「組曲」であったほうが…と書いてしまったのでそれを確かめる為に、一昨日 月一の内科診察の後 足を延ばして、ヤマハ音楽教室に行ってきた。
積み木を並べたようなビルの6階に「ヤマハ音楽教室」はある。 その受け付けで
「あの~、つかぬ事をお訊ねしますが 多和田史さんの『イーハトーブ賛歌』のピアノ曲は『組曲』ですか?」と聞くと、
「お待ちください」と
「イーハトーブ賛歌」by多和田 史(1)
宮沢賢治の理想郷「イーハトーブ」を ピアノ曲として多和田 史さんが作曲された曲だと思う。
以前から挑戦していたのだが、いつも中途半端で投げ出されたままだった曲
なぜなのか? 再度この曲を弾いてみた。
この曲は 最初から強い調子で始まる。そして、音域がとても幅広くて 大きい。 それ故、弾きごたえがあり、多和田さんの思いが並々ならぬ思いで作曲されたのも伺える。只、趣味で弾いている私が言うのも お
今、あのひとは…【1】
アパート編
(1)
ことし79歳になる私は 本当に色々なことに出会い,その都度夢中で、 なんとかこなしてきた。
「若いということもあったんやなあ」
その当時は必死の形相でやったはずのことが 時間が経って振り返ってみると、あんな面白い経験は普通の主婦にはめったに出来ないだろう、と思うようになった。そこで、その体験談を書いてみようと思う。
今、あのひとは…【2】
従兄弟への手紙
前略失礼いたします。
新年をお迎えになりその後如何おすごしでしょうか?
いつも年賀状に来るべき年の抱負を書いておられ、さすがは!と感心しております。
今年の年賀状に自筆で「父が頂いた絵、私の書斎に掲げています。懐かしさで一杯です」と書いてくださり、私の方こそ有難く懐かしく、お手紙を書きたくなりパソコンに向かった次第です。
いとこ同士でありながら自由に行き来できなかったことは残
この一年を振り返って
私が「note」を始めたきっかけは 長年原因不明の痛みで悩まされていた娘の病名が「多発性骨髄腫」とわかり「余命1年半」と告げられた時でした
娘は猫を飼っていて その猫の餌と猫砂をAmazonで購入していたので、その買い方を教えてもらっていた時、不意に娘が
「私、[note]やってるけど、お母さんもやりたい?」と聞いてくれたことが始まりでした。
あれは一昨年の春だったと思うのですが…。
あれか
「まど・みちお詩集」を読んで
☆おそろしいドロップ
海の魚よ 海にいるもの達よ!
あれは 君たちの ほしいものではないのだ
海の中の 赤いあめ玉のような
波にけずられた 黄色い星のような
海にうかぶ 海にただよい
君たちの「おいしそう!」を そそるものは
何だと思う?
海の魚よ 海にいるもの達よ!
砂浜にうちあげられた
大きなお腹の 仲間を見たかい?
海の魚よ 海にすむもの達よ!
あれは 君たちの ほし
”代書や‘‘初めます?(2)
「”代書や”はじめます?(1)」を読んで「マイトリ♪さん」がコメントをくださった。その中で「ラブレターの代筆も 素敵にお書きになるんだろうなあって思っています」と書いてくださったことで思い出したことがある。
マイトリ♪さん、のコメントの返事にも書いたのだが…。
「そうなんです。こんな私はきっと母譲りだと思います。
なぜか?っと言えば…。」その返事を詳しく書くと…。
すぐ上の、つまり 私
”代書や‘‘始めます?(1)
私の住んでるところも 高齢者が多く、40年も住んでいると新参者も 古だぬきになる。なんだかんだと言いながら親を見送りそして夫を見送り、私 なんざぁ 娘まで送ってしもたわさ!
年の功というもんわ、ボーッと生きてりゃ、なにがしか付いて来もんね。
私の周りにゃ 同い年が数人と上のもんばっか!
「仲良し3人組」というと、なんや可愛らしい3人組か、と思うやろ?
それがぁ、私が一番下でふたりとも87と9