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自分が歩んできた道の中に答えは眠っている

今、自分が熱狂している事の本質はどこにあるのか。
おそらく幼少期から現在に至るまでその歩みの中に答えはあってそれを手繰り寄せる事が未来をも形成すると思っています。

ちなみに今熱狂している事は「山」です。

イラストの模写

さかのぼる事35年前、小学校の低学年の時の記憶です。
世は全盛のドラゴンボールブームで、皆映画が公開されると熱狂しグッズの所持こそがステータスとなった時代でした。
そんな時、自分が夢中でやっていた事があります。
それは、ひたすらドラゴンボールのイラストを模写し続ける事でした。
その結果同級生からイラストを書いてほしいと頼まれるようになったのです。
当時はインターネットもなく週刊少年ジャンプもたちまち売りきれる時代です。
再現度の高いイラストが模写であろうと熱望されたのです。
自分の熱狂需要が生まれた初めての体験でした。

オリジナルゲーム作成

続きまして、同じく小学校の低学年だったと思います。
今度は空前のファミコンブームが到来します。
スーパーマリオやドラゴンクエストを皆狂ったようにプレイしていました。
まだLINEもなく朝学校で会うなりゲームの進捗状況を報告し合うのが日課となっていた時代でした。
そんな時、休み時間に夢中でやっていた事があります。
ノートでオリジナルゲームを作り友人数人をまきこんで遊んでいました。
大げさですが創作コミュニティの原体験だったのかもしれません。

写生大会

小学校時代のエピソードはまだあります。
写生大会です。
6年間で3回入賞しました。
中でも6年生の時は校内の特別賞で、市の代表にも選ばれ市民会館にしばらく展示された事があります。
この年は少し題材が変わっていて「音声の物語を聴いて、好きなシーンを描く」でした。
つまり無から絵を生み出さなければなりません。
想像力創造力が必要です。
忘れもしませんが自分が描いたのは「王子と仲間が森で植物のモンスターと戦っているシーン」でした。
確かに今思い返すと、立体的であったり動きがあったりと他の同級生とは違う絵だったかなーとは思います。
とはいえ、自分はあまり自分の絵を気に入っておらずあまりやる気はなかった記憶があります。
しかし、当時の担任の先生は自分の絵に可能性を見出だしてくれたのか毎日放課後残り完成まで付き合ってくれました。
自分のやる気の無さを見ぬかれてか「中途半端には絶対にさせない」と言われたのを憶えています。
結果、大きな賞を取れたので感謝しかありません。
それはもしかしたらパトロンと画家の関係性の原体験になり得るかもしれません。
少なくとも自分で価値がないと思っていたものに価値をつけてくれたのです。

真ん中に何をおくか

今回は小学校の頃の記憶でしたが、幼少期の活動こそ最も濃度が高い原液のような気がしています。
皆さんそうなのではないでしょうか。
真っ白で無垢な時期こそ直感で「これが好き」を選んでいた気がします。
自分の原液となり得るキーワードをひろっていくと創作、表現、共有あたりかなーと思います。
言語化しますと。

「自分が熱狂している事で何かを創造しそれを表現し皆と共有する」

これが自分の活動における原液だと思います。
もっと簡潔に言うと、「作る事」と「みんなで楽しむ事」が好きなんだと思います。
肝心要は真ん中に何をおくか。
何に熱狂するのか。そもそも熱狂するものがあるのか。
前述しましたが、自分は「山」が活動の真ん中であり熱狂している事です。
そしてそれは創作や表現、共有とすこぶる相性がいいと思っています。

山で撮った写真をInstagramで表現する。
山で体験し思考した事を文章(note)に起こす。
山で撮影した動画をYouTubeで表現する。
山で得た知識を本業で共有する。

そして、今作っているのは「山の写真集」です。
まさに「創作」で幼少期に夢中になっていた事が源泉です。
それ自体が楽しいのですが皆に見せたい、皆と楽しみたいという欲求もあります。
SNSもいいのですがやっぱり直接会って目の前にいる方の直のリアクションを見たいです。
自分の“偏愛”に対して“熱狂”したり“価値”を感じたりしてくれる。
そんな体験をもう一度味わいたいと思っています。

Instagramで山の写真を投稿しております。
よろしければフォローお願いいたします。

https://www.instagram.com/fuhiker5611


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