探究について19
文部科学省の探究学習についての資料を公開している。
大きくは2つである。
主体性と協働性を重視した学び。
その中で4つにカテゴリを分けてみた
課題発見・解決能力:生徒が主体的に課題を発見し、その解決に向けて取り組む力を養います。これは、生徒が将来直面するであろう複雑な問題に対して自らの考えを深め、解決策を模索するための基礎となります 。
協働的な学び:他者との協力を通じて学びを深めることの重要性が強調されています。これは、個人の力だけでなく、チームとしての力を発揮することで、より効果的に問題を解決する力を育むことができます 。
自己理解と他者理解:異なる背景や興味を持つ生徒同士が協力することで、互いの良さや可能性を認め合い、尊重する態度を育成します。これにより、生徒は多様な視点から物事を考え、深く理解する力を身につけることができます 。
社会参画意識の向上:地域社会や専門家との交流を通じて、生徒が社会参画の意識を高め、実際に地域社会に貢献する経験を積むことが重要とされています 。
なぜこれらが重要かというと、現代社会においては、単に知識を持っているだけではなく、それを応用し、他者と協力して問題を解決する能力が求められているからです。また、自己の可能性を最大限に発揮し、より良い社会と幸福な人生を築くためには、主体的な学びと協働的な学びの両方が不可欠です 。
では主体性と協働性とは?
主体性
自主的な学び:自分で学びたいことを見つけ、そのための計画を立てて実行する力。
課題発見と設定:問題や課題を自ら発見し、その解決に向けて必要な情報を集め、計画を立てる能力。
意思決定と行動:状況に応じて適切な判断を行い、それに基づいて行動する力。
自己評価と反省:自分の行動や結果を振り返り、改善点を見つける力。
協働性
コミュニケーション能力:他者と効果的に情報を共有し、意見を交換する力。
チームワーク:他者の意見やアイディアを尊重し、役割を分担して共同作業を進める力。
相互支援:メンバー同士で支え合い、協力しながら課題を解決する力。
リーダーシップとフォロワーシップ:必要に応じてリーダーシップを発揮し、また他者をサポートする役割を果たす力。
具体的な例、主体性の例
プロジェクトの立ち上げ:生徒が興味を持ったテーマについてリサーチし、そのテーマに基づいたプロジェクトを自主的に計画し、実行する。
自己学習:生徒が自分で学習計画を立てて、自主的に学習教材を選び、学びを進める。
協働性の例
グループプロジェクト:生徒たちがチームを組んで共同でプロジェクトを進め、各自の役割を果たしながら目標達成を目指す。
ディスカッション:クラス全員でテーマについて意見を交換し、多様な視点から問題を考える。
特に今回は、リーダーシップとフォローワーシップは必要に応じてリーダーシップを発揮し、また他者をサポートする役割を果たす力は、最も必須かと感じてる。
なぜか、必ず会社面接で必要なのは優位性だ。
自分の強みだ。
他者にはない強みは何か。
それを明確に言えれば、面接の印象は大きく変わると思っている。
なぜなら、Googleの面接ではどのような人材を採用するか。
あれだけの企業だ、全てが超エリートだ。
そこで何を求めるかと言うと、学ぶ意識をもつ人材
どれだけスキルがあってもチームなると、単独な考えはNGと言うことだ。
それを聞いているので、キャリア教育では小学生〜高校生までには学生生活の中で誰にもない優位性を探しなさいと必ず話す。
同時に、部活など何でもいいので、リーダーシップをとり、部での解決したストーリを出せる意識をもつ必要がある。その経験ができれば、面接の際に面接官にそのストーリーの話をしてみる。その経験から御社への貢献ができますと言い切っていいのではないかと感じています。
そこまでオファーを強く言えることができれば、保証ができないがかなり興味は持っていただけるのではないか。
そのぐらいの個性を学生の間で創り上げてほしい。
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