記事一覧
「ひこうき雲」になった男友達の話
3月31日。今年もこの日がやって来た。季節というのは、その人が生きている限り、巡る来るものであるが。3月31日は僕の一番仲のいい男友達の誕生日である。
本来ならめでたい日なのに、今年の僕は前日に号泣した。
なぜなら、彼は2018年の大晦日に38歳の若さで突然亡くなったからだ。だから、彼はその日から永遠に年を取らない。いや、取れなくなったのだ。
僕は毎年、この日にバースデーメールを送っていた。
「生きづらさ」は障害のせい?社会のせい?
筆者プロフィール 物心ついた時から女好きの女(FtX)。2歳半頃に両親が離婚し、父親不在の母子家庭になる。小学校二年生の夏休み最終日、母親の夜逃げに兄と共に強制連行され、その日以降、通学させてもらえなくらなり、夜逃げ先の家で軟禁状態になる。学校側からは「行方不明」を理由に除籍され、最終学歴「小学校中退」となった。母親と兄から虐待を受けた影響で、統合失調症を発症。
僕は以前、Cという就労移行支援事