結婚を機に仕事を変えた
きっかけは彼女と大阪に住むために
2023年から彼女と結婚の話が増えた。
これは横浜⇔大阪の遠距離恋愛を終わらせることも意味していた。
彼女は大阪を出たくないという。
自分も関西に帰ることにまんざらでもなかった。
5年横浜に住んで、どこに住もうが生活スタイルが変わらないことに気づいたからだ。
現職への不満。営業への興味
自分の部署が大阪にないため、大阪に異動可能な部署がないか人事に相談する予定だった。
しかし、彼女と大阪に帰る話をしていくうちに、そもそも今の会社で興味のある部署がないことに気が付いた。もちろん今の部署にも満足していなかった。
新卒から5年間、大手グループ会社のコールセンターで勤務しているが、
このままコールセンター勤務で一生を終えていいのか疑問に思っていた。
また現状お客様に本当に必要かどうかわからないITソフトの対応窓口で働くことにも少なからず不満を持っていた。
その考えと並行して、「もっと大きな仕事がしたい!」「売り上げに貢献できる仕事がしたい!」という考えも持っていた。それを叶えてくれる仕事が「営業」の気がした。
お客様先に赴き、商品提案して購入してもらう。
商品の魅力をどう伝えるか、どうやったら買ってもらえるかを考るプロセスに仕事としての魅力を感じた。
営業職を通じて一人前のビジネスマンになれる気がした。対してコールセンター勤務のままだと一人前のビジネスマンにはなれない気がした。
(もちろんコールセンターで働いた5年間で成長はできたのは事実)
営業職へ応募
私は社内公募制度を使って、2024年2月の上旬に別のグループ会社で大阪勤務地の営業職へ応募した。
書類審査と面接をパスして合格という流れ。
書類は関学OBで関学の教授もしている方に添削していただいた。
彼女にも添削してもらい悔いなく書類を提出。
書類提出から1か月後の3月上旬。
書類審査の合格通知がメールで届いた。
一先ずの安堵。彼女に報告。とても喜んでくれた。
面接は3月中旬。当日に向けて1週間、彼女と夜通し面接練習が始まる。
面接当日
定時後18時にZoom面接。4人の面接官と自分1人。
面接当日の朝から脇汗が止まらないくらい緊張したが、当日直前はさらに緊張。とは言いつつ、受け答えは問題なくできたし、自身の営業に対する熱い思いをぶつけることができた。
しかし、当日の面接で上手く答えられない質問が。
「数年東京で頑張ってもらった後に大阪で頑張ってほしいけどそれでもいい?」
そもそも大阪勤務の営業職への志望目的は大阪で過ごすことだった。
にもかかわらず、結局それがかなわないかもしれないという失望的な質問。
「頭が真っ白になる」はまさにこれかと。
「嫌です」とは言えず、「大阪で生活したいと思っていますが、彼女とよく話し合ってみます。」と言った。このコメントを最後に面接終了。
面接後
うなだれる自分。思いもよらぬ提案に、彼女にどう報告すればいいのか悩ませる。彼女の悲しい顔が容易に想像できる。
"悪い報告は早めにする"
上司からの教えを思い出す。
帰宅後すぐ彼女にLine通話で面接の内容を報告。
案外彼女は残念そうなリアクションを自分に見せなかったことに安堵。
「まだ実際に東京で勤務するとは決まったわけじゃないし。」
彼女のこのポジティブさが自分を勇気づけてくれる。
一通り面接が終わり、開放感。
面接の結果
結論から言うと面接に合格。面接から1か月後の4月中旬に結果がメールで来る。この1か月は長かった。いつ結果が通知されるのかと。
しかし、メールを開いて内容を見た瞬間、動揺が止まらない。7月より東京での営業勤務。
「嘘やろ」
面接のときにも言われたいたので覚悟していたが、今後の生活のことを考えると不安が襲う。
動揺はしつつ、彼女へいの一番に報告。
その時は「まぁまた考えよう」という具合で話が終わった。
結局営業職はグループ会社が違うので、出向として7月より働くこととなる。
引っ越し
勤務地が横浜の社宅からは遠いので、7月からの異動に合わせて住めるよう、不動産屋に赴く。
事前に物件情報サイトからブックマークしていたが、結局不動産屋に勧められた物件を契約。
家賃・管理費の安さと次の勤務地から徒歩通勤できることに魅力を感じ契約。
引っ越しは大変そうだし、新しい環境にも不安もありながらも胸を膨らませる。
入籍
8月28日に入籍予定。
大阪に帰ることはできないが、結婚することと結婚日は前々から伝えられていたので、入籍はその日に合わせて行う。
今後も遠距離生活は続くが、どのように結婚生活をしていくのか考えていく必要がある。
自分自身へ:不安も多いが楽しむことを忘れずに
これだけは忘れてはいけない。仕事が上手くいかないことも当然あること。それも含め仕事を楽しむことを忘れずに。
最初は環境に慣れないと思う。それもいつか慣れることを忘れずに。
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