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将棋

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#藤井聡太

豊島紀 ⑳タコ焼きパーティーで佐藤天彦に将棋の未来を聞く

豊島紀 ⑳タコ焼きパーティーで佐藤天彦に将棋の未来を聞く

ABEMAトーナメントが始まり、さらに将棋フォーカス豊島講師第一回登場、トドメに豊島将之個人Twitterがいきなり始まってしまった(゚д゚)

この、思いもよらぬ事態に世界が蜂の巣をつついたような大騒ぎになっているというのに、

佐藤天彦九段とタコ焼きパーティー
の話をします(いつもながらに間が悪いぜ)。これは3月24日に、大阪福島『将棋barルゥク』の企画で行われたイベントで、チケット発売にな

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AI時代に将棋ファンがなぜ藤井聡太にこれほど熱狂するのか、将棋ファン自身がわかりやすく解説してみた

AI時代に将棋ファンがなぜ藤井聡太にこれほど熱狂するのか、将棋ファン自身がわかりやすく解説してみた

 上記は藤井聡太(現)二冠が初めて棋聖位を獲得したとき、記者会見で報知新聞の北野記者から「AI時代の棋士の在り方」について問われ、答えた言葉です。

 私はこのセリフを聞いたとき、泣きました。最初は不意をつかれたようにジワっときて、あとはもうボロボロです。後日ツイッターやブログを見ると、同じように涙した将棋ファンが多かったようです。

 どうかキモいと引かないでください。将棋ファンが記者会見のあの

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将棋ブームに乗るための、読む将必読本8選

将棋ブームに乗るための、読む将必読本8選

藤井聡太二冠の活躍が凄まじい。
雑誌「Number」は23万部超えの大ヒット。世は空前の将棋ブームだ。
将棋が人生の一部と化しているほど将棋好き書店員の私が、“読む将”(将棋を読んで楽しむファン)になるための定番書をいくつか紹介したい。
ルールや駒の動かし方が分からなくとも、どれも読み物として楽しめるノンフィクションだ。

まず大崎善生「聖の青春」(講談社文庫)。
これを読まないと“読む将”は絶対

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