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バセドウ病発覚まで Ф…2 怒りと哀しみ

■感情(怒り)

昔から「何で何で星人」なので、納得いかないことですぐに頭の中はぐちゃぐちゃになったり、考えが纏まらないと焦ったり、自分にイライラすることはよくあった。
そして、人間関係のしんどさによるイライラもよく出た。

従って
「元々こういう性格。」
「疲れでストレスが溜まっている」
そう認識していた。

大学3回生の途中頃、徐々に体がおかしくなってきた。と感じるようになった。

・朝は起きる事が苦しくなってきて携帯や目覚まし時計をぶん投げる事も
・1回言ったことを聞き返されたり理解して貰えなかったら怒ったり、最悪怒鳴ったり。物を叩きつける。
・急に思い出し怒りでお皿をテーブルに叩きつける。
・悪口や暴言等を言われれば怒りを抑えられず洗濯物を床に何度も叩きつける。
・家に誰もいなければ、自室のテーブルを殴る事や蹴る事も。

これが家では日常茶飯事だった。

家、外関係なくだと、、
酷い時はフリーズして、頭の中では暴れたり人に暴行を加えている自分が頭の中で映像化される事もあった。
その時は、呼吸している感覚や身体がある感覚が無かった。
意識が他所に飛んでいる状態に近いかもしれない。
我に返った時、
「( ゚д゚)!何を考えていたんだろう。今。」
という状態に加え、動悸が凄かった。
呼吸も吐く息が深かった。

過去・現在のイライラが勝手に頭の中を過ぎってずっとグルグル回る。
そして、自身の勝手な憶測で、あの人は私に危害を加えようとしているのではないか、といった考えや情景が頭に浮かんだり…
人の話し声が私の悪口に聞こえていた時もよくあった。

それらのせいで頭が重くなる事もよくあった。

そして大学4回では卒業研究があった。
実験方法は先生と相談しながら決めていた。
ただ、先生とは意見の食い違いや、話を聞いて貰えていないと認識し、限界に達して先生の連絡先もSNSも全て消去。
しまいには同じ研究室の子には

「何で先生にそんなに突っかかるの?」

といわれ、、。イラッときたので
「先生の言うことしか聞けない。先生にはゴマすって媚びしか売れない。そんな貴方には言われたくない。卒研なのに自分の意見が無い。全部先生の言いなりになって気に入られようと必死だね。そんなに媚び売って気に入られたいの?上にペコペコばかりして機嫌とることしか考えていないあなたみたいな人嫌い。」
と言った記憶がある。
人に平気で言葉で棘を刺すようになった。

他人から聞いたら、「そんな些細なことで。」と思うかもしれない。
だが、些細な事でもすぐにカッとなる。

どこに居ても精神状態が苦しかった。
喜怒哀楽はあっても、「怒」がほぼ8割を占めていたと思う。

■感情(哀しみ)

・感情(精神)操作が上手く出来ないこと。
・急な不安に陥られること
・皆楽しそうでいいな
・生きていて何も楽しくないや
・追い込まれてばかりで休めない
・今後生きていけるのかな
・私が死んだら皆どんな風に喜ぶのだろう
と、1人になったら負の感情が一気に溢れ出る。

登下校時、勝手に涙がボロボロ出ることが何度もあった。

怒と哀が1日に交互に来ることが多かった為 、日に日に苦しくなった。

4回生の頃は家とも距離を置き、大学でシャワーを浴びて、夕飯を済ませ、歯磨きをして、最終便のバスで帰っていた。

人と関わるのが本当に苦しかった。

もう、1人にしてくれって思っていた。

とにかく当時は落ち着ける居場所が欲しかった。

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