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映画「幸せなひとりぼっち」

こないだ観た「オットーという男」を検索したとき出てきて。

「オットーという男」について書いた記事はこちら。「幸せなひとりぼっち」をリメイクしたのが「オットーという男」。へーへーへー。

スウェーデン映画だそうだ。いわゆる北欧。北欧と言えばゆったり豊かな暮らしみたいのイメージする。実際どうなんだろうね。

言葉の響きのせいもあるだろうか、全体的にトーンが低めで、天候でいうならくもり時々晴れって感じ。しっとりしてるような、どんよりしてるような。

本作の主人公は「オーヴェ」という男性。自分の中にはどれくらいのオーヴェやオットーがいるだろう。自分の中のオーヴェやオットーが語りかけてくる言葉にどれくらい耳を傾けているだろう。

自分に正直でいることが、周囲を明るくしたり暗くしたりする、その境目はどこにあるんだろう。他者を慮ることと自分に正直であることとは共存できるものなのだろうか。

それを自分自身で判断できるのだろうか。いつか生命に終わりがやってきて、どこかの誰かが決めてくれるんだろうか。

天理と私心の関係に似ているかも知れない。

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