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何も起きていないようで実はすごいことが起こっている

忙しい毎日の中1on1だ評価面談だと話し合う機会が多いみなさま、いかがお過ごしでしょうか。

雑談ならともかく、面談って何をどうすりゃいいのか、ちょっと構えちゃうよね。お互いかしこまっちゃって話すことなくなって気まずー、みたいな。

職場での面談は主に上司と部下、先輩と後輩といったいわゆる「タテの関係」で行われることがほとんど。で、聞き手が上司先輩、話し手が部下後輩と設定される。

間が持たなくて聞き手ばっかりしゃべっちゃって面談失敗したって話をたくさん耳にする。わかる。聞き手としては精一杯頑張ろうとしてるだけなんだけどね。

間が持たないなと感じるのって、たとえば沈黙に耐えきれなくなるとき。聞き手が投げかけた質問に対し極端に淡白な回答しか返ってこないとかじっと黙っちゃうとか。

淡白な回答については開いた質問(オープンクエスチョン)を織り交ぜるなど試行錯誤してみよう。コーチングスキルを紹介した本もたくさん出てるので読んでみよう。

この本おすすめ。

何を聞いても「別に」って答えしか返ってこない場合はあきらめよう。まあいいじゃないか、そんなこともあるよ。さっさと面談切り上げて仕事に戻ろう。

質問に対して話し手が深く考え込んじゃって言葉を発してくれないこともある。そんなときは沈黙を楽しむつもりでちょっと待ってみよう。話し手の動きは止まっているように見えて、彼や彼女の中でいろんな化学反応が起きているかも知れない。もちろん何も起きていないかも知れない。

これは面談が終わった後でも同じで、その日の夜とか1週間後とかに面談のとき投げかけた質問がきっかけとなって大発見や大変容を起こすことだってある。面談会場だけが成長の場ではない。

相手と自分を信じて、おおらかな気持ちで面談できるといいよね。互いの成功や成長を祈りながらね。

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。