文章、かいててよかったです。
コメントを読んだとき、ぼろぼろと涙がでてきた。
自分でもびっくりするぐらい、ぼろぼろぼろぼろ泣いていた。
noteのできごとで、こんなに涙がこぼれたのははじめてのことだった。
文章書いててよかった。
こころから、そう思える日がありました。
・ ・ ・
きっかけは清世さんの企画でした。
「第二回あなたの記事から絵を描きます」
名前のとおり、自分の記事から、清世さんが絵を描いてくれるという企画です。
清世さんの名前は、これまでにもなんどかわたしのnoteで登場しています。
清世さんはふしぎな魅力をもつ人。
かかわって間もないころから、わたしは清世さんに安心とか、信頼を感じていました。
入り口はひろく、ふところもふかく。人をみつめるまなざしはあつく。
会ったこともないけれど、とにかくすごい人だなあと今も思い続けています。
そんな清世さんが、抽選で5人分だけ絵を描く企画をはじめました。
「清世さんとかかわるチャンスがあるなら、ぜひ参加したい」
そんな気持ちで応募したら、ラッキーなことに当選。
書いてもらった絵がこちらです。
企画には、母親との、ある日の会話の記事で参加していました。
わたしの文章と文章にこめた思いに、
清世さんは真正面から向きあって、すくいとって、そして1枚の絵に流しこんでくれました。
絵から、言葉から、まっすぐに向きあってくれたことが伝わる。
それが、本当にうれしかった。
これは人によるのかもしれませんが、
心の奥底の、あつい感情を人にさらすのは、勇気がいるのかなと思っています。
もしも誰かから、否定されたり、笑われてしまったら。
そしたら、足もとから自分がくずれてしまうようなものだと思うんです。
それって、こわいですよね。
こわいけど、それでも届いてほしいことがあったりする。
思いがどこかに伝わったとき、伝わったと感じたとき、
じんわりと、心があたたかくなる。
文章を書きたくなる理由は、きっとこのあたりにあるんだと思っています。
・ ・ ・
絵をいただきたとき、やっぱりわたしは泣きだしそうでした。
どうやったら、このうれしさや、ありがとうのきもちが伝わるんだろう。
そう考えて、やっぱり言葉かな、と。
せいいっぱい、絵をいただいたときの感情を伝えよう。
そんな思いでこの記事を書きました。
そして、清世さんからうれしいコメントをいただきました。
ベッドで寝ころびながら読んだコメント。
「何回も何回も読み返しています」
「ふんばる原動力になってます」
読んだとたんに涙があふれていました。
きっと、きもちは伝わった。
清世さんの言葉には、そう思わせてくれるあたたかさがありました。
コメントをいただいた日から2か月。
いまだにじわっと目頭があつくなります。
企画にも「感性のやりとり」という言葉がありました。
ちょうどコップの水みたいに、
絵を、文章を、思いを、たがいに伝えあい、水がすこしずつたまっていく。
あの感想記事を書いたとき、もうわたしのコップの水はもうぎりぎりでした。
だから、清世さんのコメントが、最後の一滴となって、コップの水があふれた。
水があふれたそのあとに、
文章を書いててよかったってきもちがのこりました。
それもこれも、今までのやりとりがあったからこそだと思っています。
こんなふうに、思いを伝えあえるできるひとにであえてよかった。
ひとりで、自分の奥底をじっとみつめて、言葉にしていくのもたのしい。
だけど「書いててよかった」と思わせてくれるのは、
うけとめてくれる人がいるからなのでしょう。
文章、書いててよかったです。
きっとこれからも書きつづけます。
・ ・ ・
このことを書きたい。
そんな書きたい気持ちをゆっくりみまもっているうちに、
清世さんはもう次にむけて動きだしていました。
東京で、展覧会をひらくそうです。
入場券でもあるマガジンも購入しました。
展覧会にむけて、みなさんの裏話がどんどん追加されています。
連載中のまんがを読んでいるようなわくわく感。
直前に購入してもぜんぶ読めなかっただろうな…と思うほどに、
どんどん更新されていきます。
制作にかかわっているみなさんを、こころから応援しています!!
展覧会の日時は
2022.1.29(土)・30日(日) 各12:00~20:00
今からご予定ぜひ。わたしも1日目に愛知からいくつもりです。
みなさんにお会いできたらうれしいです。