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「自分の弱さ」は「誰かの強さを引き出す」

私は「人に何かをお願いすること」がとても苦手です^^;といっても、他人の何かであればきちんと言語化できるのですが、「自分のことの何かをお願いすること」はとてつもなく高いハードルなのです(><)

自分のことにおいては、どんな些細なことでも「お願いする/依頼する」ということのハードルがとても高くなってしまっているのです。しかし、自分が他人の為に何かをお願いされたらとても嬉しい気持ちになることも理解しているのですが…中々その自分の中にあるハードルを越えるには勇気が必要なのです。

ついつい「人にお願いするくらいなら自分でやってしまった方がよい」とか、「人にお願いしたら変に気を使ってしまうな…」とか、お願いされた方からすれば何とも思わないことだったとしても、心から申し訳ない気持ちになったりするなど、大袈裟に気にしてしまう自分がいます。

このnoteに自分のことを書き始めてから…自分のことを改めて言語化することの大切さに気付いてきています。ソーシャルワーカーとして「言語化することの重要性」を多く語ってきましたが、自分は自に向き合って多くを語ってきたのか?自分の苦手なことも含めて語ってきたのか?と自分に問い始めていることにも気づきました。

そんな時、先日、ある本に出会いました。

「マイノリティデザイン」 「弱さ」を生かせる社会をつくろう

著者は、澤田智洋(さわだともひろ)さんです。この本を紹介してくれたのは、私が個人スーパービジョンを担当させていただいた、スーパーバイジーとの意見交換の際でした。

この本を紹介された時に、言われたことは「がっつーーーん!と頭を殴られた感じがしますよ!言葉に表せないくらい素敵です!」という表現からでした。自分でも本当かな?と思ってすぐに書店で購入しました。

その後は・・・一気読みです(笑)

私の最初の感想は「自分をソーシャルワーカーと呼ぶのが恥ずかしくなるくらい素敵な実践や考えが盛り込まれていた本」という感じでした。この本に出会ったことで、自分のソーシャルワークとしての活動を深く考えることが出来ました。特に自分との向き合い方…。上記にも示した様に、自分のことを誰かにお願いすることへのハードルを一歩超えてみよう!と思えたのです。また、自分の弱さは他の誰かの強さを引き出すのだと気付かされました。

マイノリティデザインの本の中で用いられている言葉一つ一つがとても温かく、スッと肩の力が抜ける感じがまた好きなのです。

自分自身もクライエントの一人としての企画を考えています。きっと自分の悩みや弱みは他の人の強みを活かす/引き出すことにもつながる。そうやって人と人が繋がり、新たなものが生み出されると私も心から思えるようになりました。

今後も一歩ずつ進んでいきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!!!






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