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HSPについてまとめてみた

自分がアンテナを張っているからか
最近よくHSPのことが目に入ります。

私は1年くらい前にHSPという言葉を知り
あまりにも自分に当てはまるので
かなりの衝撃を受けました。

それまでタダのダメ人間だと自負していたし
変な人だと周りの人からも言われ
子供の頃からなんとなく
自分は他の人と違う気がしていました。
同じようにできないというか
浮いていると感じていた。
言い出したらきりがないくらい…

その理由がHSPという一言で理解できてしまった感じです。

圧倒的に気持ちが楽になりました。

HSPにも種類があり
難しくなってきたのでまとめてみました。

HSPとは?


HSP(Highly Sensitive Person) 
ハイリーセンシティブパーソン

感覚のセンサーが通常より高い、
敏感に繊細にキャッチできる人。

HSC(Highly Sensitive Children)
高い感度の子供。

世の中の5人に1人がHSPだといわれています。

アメリカの心理学者、エレイン・アーロンさんが提唱した概念で
敏感な人(HSP)と敏感ではない人(非HSP)がいるという
タイプ分けになります。

病気というわけではなく
生まれ持った性質、気質になります。

病気だったら治療することができるのかもしれませんが、
生まれ持ったものなので変えることは不可能に近いのかも…


感受性が高いために
刺激を敏感に受け取ってしまい
非HSPの人と比べると疲れやすく
一般的な社会で生きていくことに
生きづらさ、生き苦しさを感じやすい。

HSP診断テスト – 選ぶだけの簡単セルフチェック (hsptest.jp)



HSP診断ぜひやってみてください。
質問は48個、
完全に当てはまらない、ほぼ当てはまらない、少し当てはまる
ほぼ当てはまる、完全に当てはまるの5択になっています。
5分くらいあれば回答できると思います。
診断結果はその場ですぐ見れます。
このように表示されます。

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HSPの特徴4つ DOES(ダズ)

エレイン・アーロンさんがHSPの特徴について
大きくわけて4つあると定義しています。
頭文字をとって DOES(ダズ)と名付けられています。

1.Depth of processing(処理の深さ)
2.Overstimulated(刺激を受けやすい)
3.Emotional reactivity and high Empathy(感情的反応性・高度な共感性)
4.Sensitivity to Subtle stimuli(繊細な刺激に対する感受性)

4つ全てに当てはまる場合にHSPと判断されます。
1つでも当てはまらない場合はHSPには含まないそうです。

HSPではなかったとしても
当てはまることが多いのであれば
繊細で敏感な感受性を持っていることには違いないと思いますが…

Depth of processing(処理の深さ)

思考が深く、時間がかかる
1から多くの情報を得られる
世間話より哲学など深い話に興味がある
調べることが得意
危機管理能力が高い

Overstimulated(刺激を受けやすい)

周りの環境から刺激を感じ取りやすい
他人のちょっとした言葉や仕草が気になり傷つきやすい
人混みが苦手
情報が多すぎると混乱する
人といる気を遣いすぎて疲れる

Emotional reactivity and high Empathy(感情的反応性・高度な共感性)

映画やドラマなどに感情移入しやすい
他人が怒られていても自分が怒られているように感じる
人の痛みを自分も感じる
他人の言動で気分や考えていることがわかる
動物や赤ちゃんの気持ちを察する
場の空気を読み取る

Sensitivity to Subtle stimuli(繊細な刺激に対する感受性)

音、光、匂い、肌触りなどが気になり敏感に反応する
些細なことで気が散る
直感が鋭い
変化に敏感

HSPの4分類 


HSPの特性が4つ定義されていることがわかりました。
さらにHSPの中でも4つのグループに分けられています。

それが外向型(HSE)刺激追求型(HSS)
そのどちらももっているタイプ(HSS/HSE)
どちらももっていないタイプ(HSP)の4つになります。

どちらももっていないというのが基本的なHSPの性質。
外向型でも刺激追求型でも基本部分は変らず持っていることになります。

黄色 ボックス バランス・スコアカード図 (1)

HSPに関する情報が多くすぎて悩んだ部分です。
間違っていたらごめんなさい<(_ _)>


HSE型HSP(外向型HSP)
HSPの性質である深く考えたり
敏感で繊細でありながらも
人と接することが好きな社交的なタイプ。

刺激が多すぎるとやはり疲れてしまうので
長時間誰かと一緒にいると
気まぐれに受け取られそう…

短時間の接客なら向いていそう。
人の気持ちも敏感に察知できるので
サービス業では重宝されそうな気がします。

HSS型HSP(刺激追求型HSP)
刺激に敏感なのにチャレンジ精神旺盛。
新しいことに興味を持ちやすいタイプ。
飽きっぽいのかもしれないですね。



HSE/HSS型HSP(外向型+刺激追求型HSP)
社交性もあり刺激OKで怖いものなしに見える
ビジネスマンなイメージです。

仕事をバリバリできそうではあるけど
やはりHSPであることには変わりないので
より疲れやすいかもしれないですね💧
下手すると本当に気難しい人だと思われてしまいそう。

私は少しHSS型があるかなと思います。
毎日同じ仕事をしていると嫌になってくる。
かといって毎日、毎日違うことをするのもしんどい…
さじ加減が自分でもわからない…

私なりに楽になる方法を考えてみた


1.何かに気づいてもほっておく
 周りの人は気づいてないんです。
 何でも気づいたからって対応していては手一杯になってしまう…
 自分のことだけきちんとやっていればいいはず。

2.受け流す
 話が長い人の話を全部真剣に聞かない
 要所だけ聞いて大半は受け流す。
 女のオチのない世間話は特に…

3.自分の限界を理解しておく
 これ以上はできない、やらない
 というボーダーラインを決めておくと
 無理しすぎなくてすむと思います。
 
4.言いたいことをはっきり言う
 HSPの人は1言えば10ぐらいわかってしまうけど
 そうじゃない人の方が多い。
 突き刺すぐらいはっきり言わないと全く伝わらない。

5.自分がやりたいことを優先する
 周囲に気を遣いすぎて
 自分のことを後回しにしがちなる。
 それで不満がたまるなら先にやってしまう。

6.全力を出さない
 周りの期待に応えなければと
 なにもかも全力でやっていたら疲れ切ってしまいます…
 少しくらい手を抜いても気づかれないと思う。

7.考えていることは紙に書き出す
 頭の中を紙に書き出す作業をすることで
 考え事をする時間が減ります。
 問題解決も早くなるのでとにかく書くことをくせにする。

まとめ

HSPという名前のある概念があって
私は本当に助かりました。

今まで自分は何でこんなにダメなんだろうと
悩んで責めて
誰からも理解されないと思っていたけど
似たような人が5人に1人いることがわかっただけでも
救われた感があります。

もっとたくさんの人に知ってもらえたらいいなと思います。



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