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【自由大学講義紹介】場の主催学|10月19日(木)開講(受講生募集中)

変化を生き抜く「緩やかなつながり」

人生100年時代を唱えた『ライフシフト』では、多様な人との緩やかなつながりが、キャリアのシフトを後押しするとしています。実際、様々なコミュニティを通じたご縁から、プロボノや複業など自分のシゴトをつくり出した人も少なくありません。
ビジネスにおいても、経営トップがコミュニティ・マーケティングのような、ユーザーとの継続的なつながりを戦略の柱とするなど、仕事においてもコミュニティの知見が求められる場面が増えています。
つながりをつくるスキルは「20年で今の仕事の半分がなくなる」変化の時代を生き抜くカギとなります。

コミュニティのプロと、場づくりを試行・体得するゼミ

つながりづくりに効果的なのが「場を主催する」こと。
何を誰とやるかは自ら決められますし、参加者にも価値ある場を提供できれば、感謝され、次のご縁にもつながりやすく、ある意味「効率がいい」からです。
「場の主催学」ではそのような、コミュニティやイベントを主催する考え方とやり方を学びます。
特徴は「実際にやってみること」。
受講生3〜4人のチームで企画を立て、最終日に、場づくりの第一歩としての「試行イベント」を実行して頂きます。
即座に実践することで、講義で学んだ知識が「できること」として消化されますし、1つのイベントを完遂する経験は、自らの場づくりに向けて一歩ふみ出す力となるでしょう。
皆さんの学びに伴走する教授は、ソニーのアルムナイを立ち上げるなど、16年半以上、複数コミュニティの運営に携わり、早稲田大学の社会人スクールなどで1,000以上のイベントやセミナーを形にしてきた場づくりの実践家。
エンジニア出身イベントディレクターのキュレーターと共に、誰でもできるように方法論化した実践知を、ワークや対話の時間も多く取り、皆さんの企画実現を後押しします。

「小さく試す」を継続すれば、人が集まる場をつくれる

場づくりの経験がない人は、自分で企画を立てて人を集めるのは大変そう、社交的じゃないと向かなそうと、二の足をふみがちです。
実は、そんなことはありません。
対象を絞り、最小限のコンテンツで、一人で回せるくらいシンプルな運営にすれば、手早く気軽に始められます。
試行を重ねることで、参加者のニーズや自分の原動力も見えてきます。
テーマは自分の興味があることでOK。
好きなことを、気の合う人と気軽にできれば、自然と体も動くもの。
そうして試行とチューニングを重ねる内に歯車がかみ合い、勢いがでてきます。
そうすると、どんどん運営がラクになり、人が人を呼び、手伝う仲間も増え、ますます楽しくなるでしょう。
いま満席が続くイベントや活発なコミュニティも、はじめは小さな試行を重ねて、そこに至っているのです。
まさに、継続は力なり。
その第一歩としての、小さく試す方法を、この講義で体得しましょう。
皆でつくる、学びのコミュニティ
「場の主催学」は受講生が共につくる学びの場です。
チームで企画をつくるので初心者でも学びを得られますし、対話やワークも多いので経験者の問いにもお答えします。共に学ぶことで、互いから気づきを得られます。
文化祭のように皆で楽しみながら企画をつくり上げるプロセスを通して、クラスがコミュニティとなるさまも体感できるでしょう。
講義を修了したら、自身の場づくりへの一歩をふみ出して下さい。

<高橋教授からのメッセージ>

16年前、行きつけの寿司屋でたまたま隣り合わせた人と意気投合してご近所会を始め、ご縁の連鎖から面白がるままに次々と企画を形にしていたら、思いがけず独立して「学びづくり・場づくり」という”天職”にもたどり着きました。
そんな機会をもたらしてくれた「コミュニティ」を誰もがつくれるようにしたいと立ち上げたのが、この講義です。
最終回にチームでのイベントを試行して頂くため、毎回、企画や準備のためのちょっとしたホームワークもあるので、それなりに大変とは思いますが、刺激に満ちた学びになると思います。
何か形にしたいという想いさえあれば、具体的な一歩をふみ出せるよう、様々な工夫をしておりますので、まだやりたいことが明確ではない人も気おくれせず来てください。


■講義計画
第1回 コミュニティの基本を知る
コミュニティの基本となる考え方や、試行イベント企画に必要な基礎知識をレクチャーします。
また、試行イベントを一緒に行うチームを組むために、お互いを知るワークも行います。

・コミュニティの基本となる考え方
・場づくりの第一歩としてのイベント
・イベント企画の基本要素
・ワーク:相互理解の各種ワーク

ホームワーク)
・自分がやってみたいイベントの素案を言葉にしてみる

第2回 イベント企画を具体化しよう(オンライン)
コミュニティ立ち上げのポイントとして、最初期の人集めと、継続を仕組化して、勢いをつける方法について学びます。

また、事前課題として作成頂いた試行イベントの素案に対してディスカッションし、企画をより具体化していきます。

・継続は力!続ける仕組みのつくり方
・最初期の集客、地道な個別の声がけから
・ワーク:企画案への相互フィードバック

ホームワーク)
・受講者でペアを決め、オンラインでさらに企画を相互フィードバック
→ブラッシュアップした企画を事前に共有

第3回 効率的な準備・運営のポイント(オンライン)
ゲスト: 小倉一葉さん(KEEN株式会社 代表取締役)

企画を実際に成立させる方法や、実施に向けた準備や管理について学びます。
また、この回で、第5回のイベント試行を一緒に企画・実施するチームを決めます。

・効率的なロジ(準備、運営、当日進行、管理など)のポイント
・チームで企画を進めるコツ
・ワーク:核となる企画を絞り込み、チームを決める
・ゲストトーク:コミュニティの実践家に話を聞き、質問に答えて頂きます

ホームワーク)
・チーム会議を実施し、企画の詳細を詰めて、案内文をつくる
・各人がつながりある見込み参加者に企画を打診して、意見をもらう

第4回 イベントの実行計画を具体化する
案内文をブラッシュアップするとともに、実施に向けた準備や当日進行なども詰めていきます。

この日は、試行イベント実現に向けたディスカッションに多くの時間を割く予定です。

・コミュニティ化を見据えた、イベントの改善とフォローアップ
・ワーク:試行イベントの企画や実施詳細を詰める
※この後の3週間で準備や集客を進めます

ホームワーク)
・修了後を見据えた、自分のつくりたいコミュニティの素案

第5回 イベントを開催する
各チームで企画したイベントを実施します(1チーム45分程度)。

文化祭のように、楽しみながらやりましょう!
講義後に、簡単な懇親会も実施します。

■日程
第1回:10月19日(木)19:30−21:30
第2回:10月26日(木)19:30−21:30
第3回:11月2日(木)19:30−21:30
第4回:11月9日(木)19:30−21:30
第5回:11月30日(木)19:00−22:00

定員 12名  ※定員になり次第締切 

■申込締切日 10月12日(木)

・教授 高橋 龍征

・キュレーター 西舘 聖哉

・ゲスト KEEN株式会社 代表取締役 小倉一葉

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