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不安を乗り越え成果を掴み取る

このような経験ありませんか?

皆さんは「不安」という感情が沸き上がった時、「不安」で悩んでいる人が周囲にいた時、明確な対処法を思いつくことができますか?
私は、上記の質問を問われたら腕を組みながら「うーん」と考え込んでしまいます。

さらに、不安に打ち負けたことで下記のような後悔のエピソードを思い出してしまいました。

・あと1歩で勝てる試合に負けてしまい賞を逃した
・締切に間に合わず、依頼者をがっかりさせた
・忙しさから勉強が手につかず資格試験に落ちた

今から過去を振り返ってもどうしようもありませんが、不安を乗り越えることができたら、きっとその先の未来は変わっていたんだろうなと思っています。

では、タイトルにもあるように不安を乗り越え成果を掴み取るには、どのように行動したらいいのでしょうか。
哲学者のありがたいお言葉から考えていきたいと思います。

不安に打ち勝つ! エピクテトスの言葉

不安への対処方法について論じた哲学者を探してみるといました!
ストア派哲学者のエピクテトスです。

エピクテトスは、人々が自分の力でコントロールできることとできないことを区別することの重要性を説きました。彼は、「我々は事物に対してではなく、我々の判断によって動揺する」という考え方を持っており、不安や苦悩は我々の判断によって生じるものであると述べました。

エピクテトスの教えによれば、不安やストレスを感じるのは、外的状況そのものではなく、その状況に対する自分の考え方や判断に起因するものです。したがって、不安を解消するためには、自分がコントロールできる部分に焦点を当て、それ以外のことについては受け入れることが重要だと述べています。

エピクテトスの教えから私たちができること

私たちが行動する時、不安が沸き上がってきたら、
『「感情」と「行動」は切り離して考える』
これが一つの対処法になりうるのではないかと考えました。

私の資格試験に落ちた例を用いて考察すると
・仕事が繁忙期
・プライベートでは資格勉強する
という状況に対し

・残業が増えて勉強時間が確保できなくなるのでは?
・仕事で疲れてやる気が出ない
等を考え不安になり、更に勉強に手がつかなくなってしまったという悪循環に陥ってしまいました。

もし私が「残業が増えて勉強時間が確保できなくなるのでは?」と考えたとき、感情と行動を切り離して考え、行動していたら、結果が変わっていたかもしれません。

不安を感じたらひと呼吸おいて、
感情と行動を切り離し最善策を考えてみましょう。
道が開けたり、結果が変わるかもしれません。

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