見出し画像

自分起点となる生き方の指針(志)を見つける旅

これからは、自分の人生の舵を、自ら取っていく時代になっていきます。
この記事では「自分の生き方の方向」を見つけるためのヒントをご紹介します。今回も無料で読める記事となっています。最後までお付き合いください。

「自分」をより深く理解したい方はこちらの記事も参考に読んでみてください。

なぜ生き方に志を持つことが重要なのか?

経済発展が著しかった時代は、会社や上司が次々とテーマを与えてくれ、それにただひたすらに取り組めば、目標を達成していくことができました。
そして、そのプロセスの中で、精神的な満足感や充足感も得やすかった時代なのです。

しかし、今は「VUCA時代」と呼ばれ、テクノロジーの進化により、あらゆる分野が全く予想できないほど、変化しています。
一方で、人間の平均寿命は長くなり、長期のキャリアを考えなければならなくなりました。

このような時代だからこそ、会社に自分の人生をゆだねることなく、自らの足で立ち、自らの生き方を決めていく重要性が高まっています。

自ら何かをつかみに行かなければ、誰も何も与えてくれません。

これからは自分起点の「生き方の指針(志)」を見つけることが大事なのです。

志とは

皆さんは「志」と聞いて、どのようなイメージを持たれますか?
意識高い系や自己啓発の世界だけで言われていたり、「ピンとこない」と思われる方が多いかもしれません。

それは、多くの人が志を「自分には関係のないもの」「壮大でレベルが高いもの」と思っているからでしょう。
志と聞くと、松下幸之助(現パナソニック株式会社・創業者)稲盛和夫(KDDI創業)といった経営者を思い浮かべる方もいるかもしれません。
そのようなイメージが相まって、志に対してハードルが高く、自分ごと化しにくいと感じる方が多いのでしょう。

志は育んでいくもの

志は最初から持てるわけではありません。
夢や目標に向かって一生懸命頑張っていくことで、徐々に志が育っていくものと考えています。

このように、志は進化して育っていくプロセスにあるのです。
そもそも志とは、サイクルによって成り立っており、いつかは終わるものです。

自分の気持ちとは関係なく、時期が来れば終わる志もあります。
たとえば、高校3年生の夏休みの甲子園の大会は、優勝してもしなくても、時期が来れば終わりです。

終わった後に、また次の新たな目標を設定して、それに取り組み始める。
こうして志のサイクルがぐるぐる回ることで、自分の生き方が形成されて行くのです。

志は既に持っている

夢や目標に取り組んでいて、それが終わりを迎えた際には、次は何をしようか自問自答してみてください。
新しい目標を設定できれば、それは立派な志です。

これまでの人生で一定期間、一生懸命取り組んだことがあれば、それはすでに「志」と呼べるものです。
たとえそれが、お母さんに嫌々連れて行かれたプールやピアノといった習い事であったとしてもです。

この様に今までの人生を振り返れば、育んできた志が確実に存在することに気付かれるでしょう。
その延長線上にある何かや、直近で一生懸命になることができた目標を思い出すことで、自分のこれからの方向性が見えやすくなるのではないでしょうか。

まとめ

「自分は何を軸に生きているのだろう」と思い悩むよりも、現状、何かにものすごく没頭できることがあれば、それをぜひ自分の志と呼んでください
それが終わりのフェーズを迎えたら、また次の志を作って、あまり重たく考えることなく取り組んでいきましょう。

そうすることで、自分の生き方が形成されていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?