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既婚者や年上を好きになってしまう現象を考える

(このNOTEは2分で読めます。約1,700文字)
『私、既婚者の人しか好きになれないんだよね。』
『年下や同年代の人は無理。年上じゃないと好きになれない。』
という意見を持っている方は少なからずいらっしゃるかと思います。

『アウト×デラックス』に初代バチェロレッテの福田萌子さんが出演している回を観て、その構造がなんとなく理解できた気がしました。

このNOTEでは、なぜ既婚者や年上を好きになってしまうのか、その現象について考えます。完全に個人的な意見なのでご承知おきください。

✅1、『アウト×デラックス』に福田萌子さんが出演

先日、初代バチェロレッテの福田萌子さんが『アウト×デラックス』に出演していた動画を観ました。

福田萌子さんは、ストライクゾーンが広いというテーマで『アウト×デラックス』に出演していました。そんな福田萌子さんに対して、『結局、心が広いという自分を見せつけたいだけ。』と南海キャンディーズ山里亮太さんは冷ややかな意見を飛ばします。

そんなやり取りを見て、マツコさんは『だから山ちゃんは、女優と結婚できたんだ。』と納得していました。

特定の人に好かれようとした場合、その人に対してマイナスの意見を言ってくれる人は少数です。基本的に、マイナスな意見は言いません。

山ちゃんの場合は、好意を持たれることが多いであろう人に対して、自分の批判的意見を率直に伝えます。そうすることによって、言われた側は普段言われることがない新鮮な意見を受け取ることができ、かつ、その人の本音に触れることができるため逆に好意を持ってしまうのではないか、と。

✅2、恋人をつくろうとすると、相手に好かれようと努力する

恋人をつくろうとしているときは、自分が好意を持っている人に対して、『その人が自分に好印象を持ってくれるように』と少し背伸びをしてしまう気がします。そうしないようにすることの方が難しい気がしますが。

普段行かないようなお店に行ってみたり、普段はやらないレディーファーストをしてみたり、普段の自分とは違った仮面を被った状態になると思います。

好意を持ってもらおうと自分の行動を改めること自体は良いことです。
しかし、それが恋人をつくるうえで近道になっているかは疑問が残ります。

自分が好意を持っている人は、自分以外の人からも好意を持たれている可能性が非常に高いです。そして、自分以外の同性はその人に対して、自分と同じように「私に対して好意をもってくれるように頑張ろう。」と思っているでしょう。好意を持ってもらえるように努力し、相手から嫌われないようなコミュニケーションをとることになるでしょう。

自分が好意を持っているその人からすると、丁重に扱われることになんて飽き飽きしているかもしれません。求めているのは、自分を等身大に扱ってくれて、自分に対して等身大で接してくれる人かもしれません。

もしそう感じている人だった場合、自分自身も等身大になって行動・発言することは、その人にめちゃくちゃ刺さるかもしれないのです。前章で紹介した山里さんと同じ状態です。

✅3、既婚者や年上を好きになってしまうのも構造的には同じ?

既婚者や年上を好きになってしまうのも構造的似ているかもしれません。

自分が既婚者の場合は相手から好かれる必要がないから(※友人関係・仕事関係において好かれる必要がないというわけではなくあくまで恋愛関係において)そのまま自分の意見を発信します。結果的に、それが相手にとって新鮮で好意を持ってしまうのではないでしょうか。

恋愛対象にしていない年下の人から好意を持たれてしまうのも同じ構造のような気がします。

✅4、まとめ

自分が既婚者の場合、相手が恋愛対象でない年下の場合、異性と話す時には恋愛関係においては利害関係の発生しない第三者の立場になります。

第三者の立場からの発言になるため、その発言は忖度のない率直な意見である可能性が高いでしょう。相手の異性からするとそれが新鮮で、その後好意に発展するのかもしれません。

恋人をつくることをあきらめると、なぜか恋人ができてしまう謎の現象も構造は同じかもしれません。

皆さんはどう思いますか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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