『悩んで良かった』と言う人に出会わない。ということはもしかして・・・
(このnoteは2分で読めます。約1,200文字)
先日、こんなツイートを見つけました。
『人間は悩む生き物』という言葉があるように、誰しもが悩みを抱えていると思います。もちろん悩みがない方もいるかと思いますが、大抵の方は『悩んでいることはありますか?』と聞かれると『YES』と回答するのではないでしょうか。
一方で『私、○○について悩んで良かった!』と言う人に出会ったことがありません。『『私、○○について悩んで良かった!』なんて人に言わないよ。言わないだけで、『悩んで良かった!』と思っている人もいるのでは?』という意見もあるでしょう。確かに仰る通りではありますが、Twitter等のSNSを見ていてもそのように発言している人はあまり見かけません。
これはどういうことなのでしょうか。
このnoteでは、『悩んで良かった』と言う人に出会わないことについて考えます。
✅1、『悩む』と『考える』
『悩んで良かった』と言う人に出会わないことについて考えるために、『悩む』と『考える』の違いについて考えます。私は以下のように『悩む』と『考える』を定義しています。
『悩む』は、答えが出ないことについて思考すること
『考える』は、答えが出ることについて思考すること
例えば、『○○ちゃんは俺のこと好きかなぁ、、、』は『悩む』です。相手が自分のことを好きかどうかは、自分で思考したところで答えが出ないからです。対して、『明日○○ちゃんに告白すべきか』は『考える』です。なぜなら、『する』か『しない』かの答えを出せるからです。
結論として、何かしらの行動を導き出すことができるものであれば『考える』に該当します。
✅2、『悩む』は時間が過ぎるだけ
『悩む』は答えが出ないことについて思考することです。そう考えると、『悩む』によって発生する状況変化は時間の経過です。時間が過ぎると解決する類いの事柄においては、『悩んで良かった』ということが発生しうるかもしれません。
時間が経過し外的要因が変化したことによって自分にとって良い結果が生まれたとき、かつ、その状態に至るまで自分自身がそれについて悩んでいた時に『悩んで良かった』という言葉につながるのでしょう。
冒頭に引用したツイートでは『行動して良かった』と書かれていますが、『行動して良かった』パターンと『行動して悪かった』パターンの両方が考えられます。悩んで時間経過するよりも状況変化を起こせるという点でプラスに作用することが多いからこそ『行動して良かった』という言葉につながっているのだと思います。
✅3、まとめ
『悩む』ことは悪いことではありません。しかし、『悩んで良かった』という言葉をあまり聞かないことから考えると、悩むよりも状況変化を起こす行動をとった方が、何事も一歩前に進むのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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