見出し画像

【仕事】『こいつの頼みならしょうがない』と思わせたら勝ち

(このnoteは2分で読めます。約1,400文字)
1年ほど前にコンサルティングファームに転職しました。ITベンダーからの転職だったので、転職先には全く知り合いがいませんでした。ゼロから人間関係を構築していかなければならない環境でした。

色々な社員の方とコミュニケーションを取った方が良いとは感覚的には理解できていましたが、ふと『あれ、なんでこんなに頑張ってコミュニケーションを取ろうとしているんだろう。』と不思議に思いました。

リモートワークが当たり前になり、会社で自分以外の社員の方と対面でコミュニケーションを取ることが少なくなりました。そんな状況下で『頑張っていろんな方とコミュニケーションを取って関係を築かないといけない。』と思う方も多いでしょう。ただ、そもそも、なんでいろんな方とコミュニケーションを取らなければいけないのでしょうか。

このnoteでは、感覚的には『いろんな方とコミュニケーションを取らなければならない』と思うことについて、どんなメリットがあるのかを考えます。

✅1、困ったときに頼れる人をつくるため

なぜ、いろんな方とコミュニケーションを取らなければならないか。結論としては、困ったときに頼れる人をつくるためです。基本的に仕事は一人ですることはできません。自分のタスクも自分一人で完結することもあれば、時には他者に助けを求めなければならないこともあります。

プロジェクト内やチーム内で完結することができない仕事などもあります。場合によっては、他の部署にヘルプを依頼しなければならないこともあるでしょう。そういった時に、頼れる関係を作っておかなければ、自分自身が立ち行かなくなってしまいます。

困ったときに頼れる人をつくるために、事前にいろんな方とコミュニケーションを取っておき、関係値を作っていくのです。


✅2、『こいつの頼みならしょうがない』

では、どの程度の関係値を作っておけば良いのでしょうか。理想は、こちらが何かを依頼したときに『この人の頼みなら仕方ないな。手を貸してあげよう。』と思ってくれることです。

結局、仕事をするのは人です。その人の工数が余っているからヘルプを依頼したとして、その人にやる気がなければ期待したほどの成果は得られないでしょう。期待した成果を得るためには、ある程度その人をやる気にさせなければなりません。

やる気になる1つの基準が『こいつの頼みならしょうがない』と思うかどうかです。一度も話したことがない人からヘルプを求められても、やる気になりません。よくslackなどの全体channelで、全員向けに『○○できる方を探しています。』などのヘルプを求める投稿を見ますが、その人に対して『こいつの頼みならしょうがない』と思ってくれる人をどれだけつくれているかで返答率が変わります。

『こいつの頼みならしょうがない』と思わせたら勝ちなのです。


✅3、まとめ

いろんな方とコミュニケーションを取らなければならない理由について、ヘルプに応じてくれる人を増やすという観点で考えてみました。

『こいつの頼みならしょうがない』と思わせたら勝ちなのです、と書きましたがこれは他部署など普段関りがない方との関係でもいえることですが、上司部下の関係でも言えることです。要するに、相手に『こいつの頼みならしょうがない』といかに思わせるかが重要です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

スキしてみて

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。