【エクセル】ところかまわず『非表示』を使わないで!
(このNOTEは2分で読めます。約1,300文字)
問題です。下記エクセルの画像の違和感は何でしょうか?
よく見るとB列とD列の間にあるはずのC列がありませんね。C列が『非表示』されています。みなさんも仕事でエクセルを使う際に列の『非表示』を使う機会があるのではないでしょうか。
このNOTEでは、列や行の『非表示』を使わないで『グループ化』してほしいという私の思いを書きます。ニッチすぎる内容だと思いますので、『もしかしたら、いずれ役に立つ知識かもしれない』と広いお心で読んでいただけますと幸いです。
✅1、『非表示』
エクセルにおいて、列や行を『非表示』する方法についてはご存じの方が多いかもしれません。
しかし、『エクセル 非表示』とググってみると『非表示』のやり方よりも、『グループ化』をお勧めするサイトが多いことをご存じでしょうか。
✅2、『グループ化』
『『非表示』は知っているけど『グループ化』は知らない。』という方に向けて簡単に『グループ化』を説明します。
基本的には、『非表示』と変わりませんが行や列をグループ化すると『+』のようなものが表示されるようになります。
この『+』をクリックすると、折りたたまれている列を再表示させることができます。
✅3、『非表示』よりも『グループ化』を勧める理由
列や行を見えなくするという基本的な効果は同じなのですが、『非表示』よりも『グループ化』をお勧めする理由は2つあります。
まず1つ目の理由は、『非表示』と『再表示』を繰り返す必要があるときの工数の差です。『グループ化』は一度『グループ化』してしまえば、『+』『ー』ボタンをクリックするだけで列や行の表示/非表示を切り替えることができます。一方で、『非表示』から『再表示』した列や行を再度『非表示』に戻したい場合は、『非表示』対象の列や行を選択しなおさなければなりません。その分だけ手間が増えてしまうのです。
そして2つ目の理由は、『非表示』していた列や行を『再表示』すると、もともと『非表示』していた列や行がどこか分からなくなってしまうことです。
例えば、C~D列を『非表示』していたとします。
C列とD列に記載していた内容が気になり『再表示』したとします。
そうすると、もともとどこを『非表示』していたかという痕跡がなくなってしまいます。自分ひとりで作業している分には良いかもしれませんが、他の方が『非表示』していた列や行を『再表示』してしまうと、そもそもどこを『非表示』していたか確認する事態にもなりかねないため、めんどくさいのです。
✅4、まとめ
実際仕事をしていると『非表示』を使っている方が多いような気がしています。おそらく、エクセルを使っている際に『非表示』を見つけて、そのまま使い続けている方が多いのではないでしょうか。
『エクセル 非表示』でググると『グループ化』の方が良いという記事が上位に上がってくるので、『グループ化』を知らないとなるとやはり『エクセル 非表示』ではググったことがないのでしょう。
もちろん、『非表示』を利用することのメリットもあるかとは思いますが、『グループ化』と比べるとデメリットの方が多いと思います。皆さんもぜひ『グループ化』を使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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