ふらんく

近畿在住の一般人です。 趣味(登山、サッカー、ギター、音楽)のこと、歴史のこと、日常の…

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近畿在住の一般人です。 趣味(登山、サッカー、ギター、音楽)のこと、歴史のこと、日常のことを書く予定です。 よろしくお願いします。

最近の記事

機材について

今回は自分が持っている機材を紹介します。 需要があるかはわかりませんが、記録として残しておきます。 1.Guitar①Rickenbacker 360 Jetglo 愛器。Rickenbackerに興味を持ったのは、The Jam時代のPaul Wellerがきっかけでした。 こいつとはもう10年のお付き合いです。シリアル・ナンバーは13 12791で、2013年製。当時の現行品です。 楽器屋で働いてた友人の協力もあり、手に入れることができた1本です。 改造点はナットを牛

    • Rickenbackerの魅力について【仕様とインプレ編】

      前回はRickenbackerの歴史について書きましたが、今回は仕様と、自分なりの感想を書いてみたいと思います。 1.仕様 (1)ネック周り ギターやベースの木材は、主にネックとボディがメイプル、指板はローズウッドです。ギターの指板のフレット数はもともと21で、70年代の後半に24に変更され、それがずーっと続いてたのですが、2024年モデルはまた21に戻されました。ベースのフレット数は今も昔も20。 ギターのネックスケールは、330、360、620といった主力モデルはギブソ

      • Rickenbackerの魅力について【歴史と発想編】

        エレキギターのメーカーといえば、多くの人が重い浮かべるであろうメーカーは、おそらくGibsonやFender。 自動車でいうところのMercedesやFordくらい影響力を持っている二大ブランドといえる。 自分も両方所有したことがあるけれど、今はどちらも持っていません(Fenderのレプリカといえるギターは持ってますが)。 他の業界と同様、楽器業界も国内外問わずこの数十年のうちに、新興メーカーがどんどん増える一方で、つい最近も日本の某メーカーの倒産が発表されたように、消えて

        • 【読書感想】津村記久子「ディス・イズ・ザ・デイ」

          津村記久子さんの小説「ディス・イズ・ザ・デイ」を読みました。2018年刊行。 本作は、架空のサッカープロリーグ2部に所属する22のクラブと、各クラブのサポーターたちを主人公にした11+エピローグの短編集です。 津村さん、22クラブ作っちゃったよ(しかもエンブレムまで)。 津村さんの小説はもともと文体やテーマが好きで、これまでも何作か読んでますが、これはある意味一番好きかもしれない。自分自身があるサッカーチーム(現在2部)のサポーターであるからかもしれませんが。 感想とし

        機材について

          【読書感想】エラリー・クイーン「Yの悲劇」

          すげえ作品だと思いました。読了後に軽く放心状態になってしまった推理小説は久しぶりかもしれません。 本作は、エラリー・クイーンが書いた推理小説で、探偵ドルリー・レーン氏シリーズの2作目です。1932年発表。 前作「Xの悲劇」は電車内で起こった殺人事件から始まる復讐劇でしたが、今回のシチュエーションはクローズド・サークル(外界との往来が断たれた状況で起こる事件)で、フーダニット(Who done it?)、ホワイダニット(Why done it?)、イヤミス(読後に嫌な気持ちに

          【読書感想】エラリー・クイーン「Yの悲劇」

          【映画感想】「MONGOL」(2007年)

          2007年に公開された映画「MONGOL」を見ました。DVDで。 なので、個人の感想を述べてみます。 「MONGOL」(2007年公開、日本は2008年公開) 監督・脚本:セルゲイ・ボドロフ 出演:浅野忠信、スン・ホンレイ、ホラン・チョローン 総製作費は50億円。撮影はモンゴル、ウイグル自治区でのオールロケ。製作国はロシア・カザフスタン・モンゴル・ドイツ。ロシア人が監督を務め、日本人・中国人・モンゴル人が主演するという国際色豊かな映画。劇中で使用される映画はすべてモンゴル

          【映画感想】「MONGOL」(2007年)

          【読書感想】伊坂幸太郎「オー!ファーザー」

          映画や音楽、絵画、スポーツなどと同じように、小説もまたエンターテインメントの一部を担っていると思う。作り手やプレイヤーにはいろんな考え方があるし、聞き手や観る側にもいろんな考え方があるので一概には言えないが、テイストやジャンルがどうあれ、エンターテインメントであってほしい、と自分は思う。 エンターテインメントというと、なんだか陳腐な単語かもしれないが、日々の生活、あるいは人生を楽しむためには重要な要素だと考える。 さて、何年かぶりに伊坂幸太郎作品の「オー!ファーザー」を再読

          【読書感想】伊坂幸太郎「オー!ファーザー」

          【登山日記】石川県低山シリーズ11:大倉岳

          お、もうこのシリーズ11回目ですか。 今回は小松市の尾小屋(おごや)町にある大倉岳(おおくらだけ)に登ってきました。 本当はこの隣にある大日山(標高1368m)に登ろうかと思ったんですが、登山口に行く道路が車の対向ができないくらい狭い道だったので嫌になりまして(筆者はペーパードライバーです)。 そんなわけで、プランBとして大倉岳を選んでみました。 登山記録に行く前に、この大倉岳について少しだけ。 頂上付近にはスキー場、ふもとには鉱山資料館があります。 かつては銅山として

          【登山日記】石川県低山シリーズ11:大倉岳

          【記録】復旧したのと鉄道と街の風景

          4月28日、復旧したのと鉄道に乗ってきました。 2024年1月1日16時10分に発生した令和6年能登半島地震は、ご存知のとおり能登半島に大きな被害をもたらしました。244人の尊い命が失われ、1,297人の方が怪我をされました(3月26日時点)。あちこちの道路がひび割れ、集落は孤立し、家屋は崩れ、広い範囲でライフラインが不通になりました。そしてそれは、多くの地域で今も続いている。 七尾から穴水を結ぶのと鉄道も線路が陥没したり、本社建物が崩れるなどの被害を受けて運休を余儀なく

          【記録】復旧したのと鉄道と街の風景

          【登山記録】石川県低山シリーズ10:高野山と揚原山

          勝手に更新してるこの低山シリーズ、気づいたら10回目になってました。ということは10登ったのかと思われるかもですが、書き忘れてるのがあるので、実際にはもう少し登ってます。 さて、今回は先月行こうとしてたけど登れなかった山です。 先月のことを少し話しておくと、3月16日のことです。 自分は小松市にある遊泉寺銅山(標高164m)に登りました。 ここは日本が誇る重機メーカー・コマツの創業者が開発した銅山でした。 今も遺構が残されていて、大企業の歴史を辿るトレッキングになったと思

          【登山記録】石川県低山シリーズ10:高野山と揚原山

          【体験談】大腸カメラを受けてきた話

          人生初めて、大腸カメラを受けてきました。 健康診断の結果が引っかかったとかいうわけではなく、少し前から下腹部が張ってたり、痛みがしばらく続いたので診察を受けたわけです。 とりあえず整腸剤をもらってしばらく様子を見てたんですが、整腸剤を飲みきって10日くらい経ったらまた調子が悪くなってきたので、もう一回受診して、カメラで撮影してもらうことになりました。 ちなみに胃カメラは5〜6回やってるのでなんとも思わないんですが、大腸カメラは準備含め、なかなか大変でした(´・ω・`)

          【体験談】大腸カメラを受けてきた話

          エフェクターボードのこと 2024冬その2

          エフェクターボードを一部入れ替えたので、忘備録代わりに綴ってみます。 (以前アップした記事に内容と使い方を記載してます) で、現在のボードはこちら↓ 右上のペダルが変わりました。 BOSSのsuper shifter PS-5から、electro-harmonixのAndy Summers walking on the moonに入れ替えました。 そもそもこいつはなんぞや?というところからなんですが、端的に言うとフランジャー+コーラスみたいなペダルです。 70年代後半

          エフェクターボードのこと 2024冬その2

          母校が無くなるということ

          2024年の春、通っていた高校が無くなる。 自分が通っていた高校は、大阪市内の市立高校だった。1学年は4クラス160人、3学年合わせても480人のみ。 大阪市内のことであり、無くなるとはもちろん過疎化でも、火事で燃えたわけでも、地震で倒壊したわけでもない。統廃合により無くなるということ。新設された大阪府立の高校に吸収されるため、閉校する。 現在の在校生はすでに府立の高校に移っているが、最終世代である彼らが卒業するのが2024年の春で、それをもって機能を完全に停止する。 これ

          母校が無くなるということ

          【登山記録】石川県低山シリーズその9:動山(ゆるぎやま)

          2024年2座目、石川県小松市の動山(標高604m)に登ってきました。 ちなみに1座目は1月1日、大阪の金剛山です。 タイトル書きながら思ったんですが、去年の年末に小松市の鞍掛山に登ってましたが、書くの忘れてました。 小松駅から車に乗って、山方面に進んで大杉下町というところへ。ふもとの白山神社の前に車を止めて登山口まで歩きます。 事前にガイドブックを見てたら、コースタイムは登り50分、下り40分でした(多分無雪期のカウント)。 ちなみに朝早かったからか、駐車場には自分以外

          【登山記録】石川県低山シリーズその9:動山(ゆるぎやま)

          【映画感想】「007 Goldeneye ゴールデンアイ」

          007シリーズを久しぶりに見返しています。 数ある作品の中でも、名作の一つ(と勝手に思っている)の感想を書きたいと思います。以前、1作目の「ドクター・ノオ」は書きましたが、それ以外にも書きたくなったので。 「007 Goldeneye ゴールデンアイ」(1995年) 監督:マーティン・キャンベル 出演:ピアース・ブロスナン、ショーン・ビーン、イザベラ・スコルプコ、ファムケ・ヤンセン 1.5人目のジェームズ・ボンド 5代目のジェームズ・ボンドに就任したのはアイルランド出身の

          【映画感想】「007 Goldeneye ゴールデンアイ」

          帰省中の雑記

          帰省中、気分転換に地元の町を90分ほど散歩する。 かつて自分が見ていた景色は、変わっていないところもあれば大きく変わってしまったところもある。 小学校や中学校の友人や同級生の家の前を通る。すでに他の人が住んでいる家もあれば、表札がそのまま掛かっている家もあって、昔遊びに行ったことあるなと古い記憶を引っ張り出してくる。 地元の同級生や友人たちとは、学校を卒業してから連絡を取らなくなったし、どこで何をしているかもほとんど知らない(SNSでなんとなく知ってる人もいるが)。 それ

          帰省中の雑記